本当の夫婦になるには先ず経済の見直しから。

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

私も飲食店をしていた時がありますので　商売の大変さは解ります。
そんな時　夫がサラリーマンをして　暮らしの基盤が安定していればいいのですが
商売の不安定をサラリーマンの給料で支えるなんて　到底出来ません。
でも　夫婦である以上　出来るだけお互いを支えあいたい物ですよね。
しかし　このお互いに支えあうという行為は　苦労をお互い様と思えてこそ出来ることです。

そこで　一つお聞きしたい事があります。
貴女の結婚の形は　どう言った事だったでしょうか？

例えば今40代で結婚1年目だとしたら　もしかしたらお見合い結婚か交際期間が短い恋愛結婚でしょうか？

ここが若いカップルで　恋愛期間もそこそこあれば交際中に　いろんな実態を相談しあい、
奥さんになる方もお鍋下げても貴女の仕事を協力しようというやる気満々で結婚しますよね。

でももし　知人の紹介や交際が短い結婚であれば商売の内情や希望の結婚生活のスタイルは具体的に話し合わないままの結婚となります。（ご年齢から考えると　お互いに結婚を急いだりはしていませんか？）
特に見合い結婚というような形ですとなるべく　奥様になる方には心配掛けないように　もし商売の状況が厳しくても　それは伏せて結婚する場合も多いと聞きます。
またお見合い結婚の場合は　ある程度の年齢の女性は仕事はしても　いつでも子供も産めるようにと
夫の収入だけで生活できる人と結婚を望みますから　例え今現在仕事をしていても　生活を支えるためという感覚はありません。
これはお見合いの世界の暗黙のルールですが　先ず専業主婦を望む方が多いというのが実情です。
そうなると結婚後　奥様としたら　言っていた事と実情がえらい違うな～と感じるでしょう。
結婚の形が　どう言う形かはわかりませんが　何れにせよ　結婚生活のスタイルや経済的な分担などを
結婚前にようく話し合われた結婚ではない事は言えると思います。

つまり　奥様の年齢にも寄りますが結婚の時に貴女の商売を何とか助けようという自覚があったかどうかによりますが　義母さんのお言葉から想像すると　貴女の商売をもっと安泰だと考えてらっしゃったのではないですか？
また　店舗つき住宅ですと　普通の住宅よりも価格は高くなります。
しかし少々高くても　それは商売という利益の中で返済していけることが前提です。
失礼ですが　どのくらいの規模のお店かわかりませんが　商売がうまく行かない場合　大きいですからね。
奥様のお給料で補填しても　一月　二月は出来ても　ずーととなると　難しいのではありませんか？

ただ　　奥様が収入の中から貯金はしているけれど　残りを少しは足してくれてもいいのではないかと貴男の言われる事も解ります。
でも　それは奥様が納得されての話であって　奥様が結婚前に抱いていた生活スタイルと違っていたのであれば
中々　首を縦に振らないのも解ります。

要するに　つれない言い方ですが　家計の事は夫婦2人が納得しあいさえすれば　ルールは何でもありなのです。
だからこのサイトで　一般論を尋ねて　多くの方が賛同してくれても　奥様が納得しなければ　何の役にも立たないのです。

奥様とようくお話しされましたか？
家計が困っているから　奥様が助けて当然というのでは少々　荒っぽい気がします。

義母さんに家計の事を小ばかにされて　傷付いていらっしゃることは解りますが　15万の内の10万を入れてくれたらいいとかいう問題ではないのです。
結婚前に奥様とどれだけ心を割って話をされていたかという事が　今回の問題点の原因です。

もし　奥様が　この先お子様を作るような計画があるのでしたら　今の収入を家計に入れて
それで賄えるような状態であれば　いつまで経っても子供を産んだり　休職したりさえできません。

もしかしたら　この点から　家計をガラス張りにして　話し会う必要があります。頑張って下さい。

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回答日時：2009年8月27日(木) 11:10 JSTお礼のコメントを書く

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