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回答プロ:心理カウンセラー 福屋 義美
ご相談者:30代/女性
とても悩んでいます。。。
小学4年生の息子の事なのですが、度々、学校(学童保育)で年下のお友達に叩いたり、突き飛ばしたりして学校から注意を受けた事がありました。
本人に話を聞くと、遊びの中でトラブルがあり、カッとなって叩いてしまったとの事でした。
しかし、お友達に手を出すのは絶対に駄目だと、夫婦と息子とで長時間話をし、息子も反省したようでした。
そういっていたのもつかの間、何日かした頃、仲のいいママ友達から「言いにくいんだけどね、ウチの息子があなたの子供にちょくちょく叩いたり、わざと足をひっかけたりして転ばしているらしいの。」と電話。
その相手方のお子さんも息子より年下の男の子です。
何度も何度も、こういった事が続きます。
その度、夫婦そろってきつく叱ってしまいます。
叱られた時は涙を流してシュン、としているのですが、「ごめんなさい」という一言が自発的に出ないのです。その度、きちんと反省しているのだろうか。。。と不安になり、今日も誰かとトラブルを起こしていないかと不安になります。
息子は、同じ歳の男の子や年上の男の子、また女の子には手を出していないようです。
そして今日、スーパーに買い物に行って、私が目を離した隙に、三歳ぐらいの小さな男の子を突き飛ばしていたのです。
相手のママが言うには、「最初はウチの子があなたのお子さんにちょっかいをかけて、叩いてしまったのです。そしたら、彼が何度も足を引っ掛けて転ばせたり、突き飛ばしたりされて。。。確かに最初に手を出したのはウチの子ですが、こんな小さい子にこんな事させられたらたまったものじゃありません!」と。。。。
こんな小さい子まで手をだすなんて、本当にショックでした。本人は全く悪びれていない様子です。。。
30代/女性 | 日付:2009年8月25日(火) 19:44 JST | 閲覧件数: 6,880
初めまして、福屋よしみです(^^)
私の体験・経験でお話させて頂くと、解決の意図は
あまり、難しい問題ではないという事です。
まず、ポイントを2つに絞ってお話していきたいと思います。
1つめは、「怒り」と言う感情について。
怒りは、感情を抑え込む「フタ!」と心理学的には、呼ばれています(^^)
フタ(怒り)
↓
(ネガ)→ 悲しみ・寂しさ。孤独さ
(ポジ)→喜び・情熱・やる気・才能・能力・様々な感情など・・・
1目はつまり、日常的に怒りをおさえ、
「怒ってはいけない」と私達親が、
子供時代に怒りを抑えつづけてきた度合い、
感情には、我慢のキャパシティがあり←(器のようなもの)
それが、満タンにになるのを気ずかないでいると、
子供のいる方は、子供が、大人(親)の感情のタンクが満タンになっているのを
知らせてくれているだけの事です。
2つ目は私達親は、子供が何か問題を起こすと、「子供の問題 」と見がちですが
心理学の現場では、親の、感情(怒りの抑圧の解放を
子供がサインをしてくれている。という事です。
子供が「オギャー」と生まれて、全ては親のコピーです。
言葉を教えるのも親、ですから子供は親の良い所も悪い所も
全てコピーをしてゆきます。(言葉の使い方、立ち振舞い、感情の使い方)
親としては、子供に子供自身がよくなる事を願い、厳しく良い事だけを
教えてきているつもりなのですが、子供は、親のポジな感情も、ネガな感情も
すべてコピーしているだけの事なのです。
心のは、感情の層というものがあります。
良い子の時代
↓
悪い子の時代
↓
私は正しい
相手が悪い
(抵抗の層)
↓
私は最低
(痛みの層)(`ー´)
↓(我慢・抑圧の解放がはじまると一杯の涙がでます)
愛と親密感(^^)(涙が沢山でたあとは、笑顔を取り戻す事ができます)
振り子の原理のようなもので良い子の対極に→悪い子があるだけの事なのです。
現在子供が、問題児のご相談の時に、私がお母さんにお聞きするのは
子育て中小さい時には、とっても良い子の時代長くなかったでしょうか?と
いう事なのです。
子供が、親に対して欲しいもの3つは
「愛してほしい・わかってほしい・許してほしい」なのです。
ですから、子供が問題児となっている時は
親の人生の生き方に対して、子供が無意識レベルで
「パパ・ママそんなにしんどい、苦しい生き方しないで!」と言うサインを
点滅させてくれているのです。←(親の自己犠牲)
この幸せの方向転換のサインを見逃さずに、親が自分自身の感情に向き合い
自分の心の中に溜め込んでいる、怒りの感情(抑圧)の部分を
セラピ―で解放し、(自分の長い人生での抑圧我慢)
涙を一杯流すと、子供を叱ったり、注意することよりも
必ず子供に変化が楽に早く表れます。
親が、自分の感情に向き合わない限り
子供は自分の小さな胸をさらに傷め
自分自身を傷つけ、さらに問題児となり、自分自身を傷つけた度合い
周りの人へ破壊の行為が広がり、更なる問題児へと変貌してゆきます。
なぜなら世の中の子供の破壊的な行為のベースは全て親がベースです。
心理的に、親が自分の人生へ追い込みをかけた度合い
子供が、あの小さい体で自分に追い込みをかけつづけるのですから
破壊への行為への加速のスピードはさらに力が早まります。
親が楽な生き方にへの方向性へのが気づきが
子供を問題児にしない鍵は親の生き方にあります。
ご相談者様への質問です。
このまま、お子さんを問題児にしておきたいのでしょうか?
それとも、子供が,無意識レべルで、
「パパ・ママ僕が悪い子でいるかぎり、パパとママはなにも悪くないからね。
僕は、パパとママを助けるためなら、ズート悪い子でいて
僕がズート悪い子を引き受けてあげるからね」←これは、子供の無意識レベルの心の声です。
自分の人生の自己犠牲に終止符をうち
子供の目線にたって親が自分の感情の怒りの部分に気づいた事を
子供に「有り難う~」の言葉で伝え
子供を抱きしめた時に軌跡は起こります。
此処悩んでいるいるより、やってみると意外と簡単ですよ!
心理学は人に使う物ではなく、カウンセラー自身が
心理学を自分自身の日常に使いこみ、
自分の家族関係や人間関係への
生活への改善を図るものです。
全ての回答は、私自身、自分の日常生活へ
心理学を使い込んだデータ―のみです。
親の頑張りは、子供のハートを(壊す・破壊)ハートブレイクへと
リードしてしまします。↓
これが、心のメカニズムのご説明でした。
この状況への変化は、そんなに難しいものではありませんよ(^^)V
回答日時:2009年8月26日(水) 07:01 JSTお礼のコメントを書く
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