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小学3年生の男の子の教育について

ご相談者:40代/男性

はじめまして。よろしくお願いします。
まず家族構成は私・妻・小学6年の女の子、小学3年の男の子です。
私・妻共に仕事勤めで、子供はそれぞれバレエ・サッカーを習っています。
小学3年の男の子についてのご相談です。
①忘れ物や物をなくす事が多い。
②言われた事をやらない。忘れる。
③かんしゃくを起こす(キレる)
大きく分けるとこの3つです。
①については、本人の注意力が欠乏してるのだと思うので日々注意はするのですがなかなか改善しません。今特に悩んでいるのが②です。夏休みも終わりに近づくにつれ、宿題のチェックをし、やっていなければその場でさせて翌日するべき内容をきちんと指示し、日中は何度か電話をいれて確認をするのですが、まったくやりません。小学6年の姉にも監督をお願いしているのですが、姉の注意は聞かずにかんしゃくを起こすみたいです。ちなみに叱り方があまいわけではなく、私も妻もどちらかといえば厳しく言っている方だと思います。叱った時は泣きますし、やるべき事は理解しているように見えます。
ここのところ毎日この様な感じで、夜はいつも叱っている状態です。
普段の学校の宿題も親が言わなければやらない、やった宿題も学校では提出を忘れる事もしばしばです。
一時期、褒めて育てようとした事もありましたが、あまり効果がないように思います。
ただ、本人は決して勉強が出来ないほうではなく、中の上位はあると思います。学校の先生からも宿題も
しないし、授業もあまり聞いてないのに成績はいいので不思議、と言われるくらいです。
実は息子は、超未熟児で生まれたのでどこか病気ではないかとも思っています。過去にそれに対応する
施設などで相談した時は問題ない、とは言われたのですが、あまりにも②がひどすぎるように思います。
今後どのように接しようか妻とも毎晩話をしています。
先生のよきアドバイスをお願い致します。

40代/男性 | 日付:2009年8月27日(木) 10:15 JST | 閲覧件数: 8,164

子供が悪い子ちゃんに見えるとき、その子は家族全員の問題を背負ってくれています!

心理カウンセラー 福屋 義美

初めまして、福屋よしみです(^^)


子供の問題は親としては、一般的に親の教育
躾の問題として捉えがですよね。
私の息子も小学3年生の時の出来事として、全く同じです。
今では、懐かしい笑い話です(^^)

心理学の現場では、子供が問題児と親が感じている時の
ご説明をさせて頂きます。

家族には一人一人の人生の問題があるという事です。

しかし、私達は、まさか自分は日常生活をキチンとしているのだから
父親には(父親又は個人)としての自分の人生での問題。
母親には(母親又は個人)としての問題人生での問題。
子供達には子供達個人それぞれの人生での問題。

人生へのテーマは家族であっても個人、個人違うという事なのですが
日常的に、そんな、ものの見方があるなんて、
私も心理学を学ぶまでしりませんでした。

しかし、この意識の仕組みを理解していく事で
現在問題に見えている出来事などの
約、70、80%は誤解ですから、問題は問題でなくなってゆくという事です。

一般的に子供の問題は、子供の問題と親はみがちです。
しかし、心理学の現場では、
親が「なんとか、躾直さないと」焦る時は、
(親が自分の子育てへの失敗感)→(心理学用語で罪悪感と呼びます)
              ↓(子供が親の感情を此処で、罪悪感をコピーします)
子供の小さい胸をどんどん傷つけ続けている事になります。  ↓
(僕は、パパやママの言う事をできない悪い子)→親の罪悪感のコピーをします。
これが、心のメカニズムです。

子育てには、褒めたり、叱ったり(怒ったり)
しかし、私達親が、体験するのは、子育てのいきずまり。
親なら、誰でも経験はあると思います。

人は、自分にされた事を繰り返ししてゆく事になります。
つまり、心理学の現場では、世代間連鎖と呼び
自分が、自分の親から、十分な愛情をを受けて、
褒めてもらう事があれば、例えばですが
100%、子育てはけしてつまづかないという事になります。


しかし、私達の殆どは、親が一生懸命生きて、頑張り過ぎるほど
自分を追い込み、人の分まで仕事をするぐらい頑張っているのに
なんで、こんな事が起きるの?の連続が心理学でいう犠牲のステージなのです。

私達の親や祖祖父母も犠牲のステージを生き続けて
現在の私達の生き方があるのです。
楽に生きてゆく生き方をしらなかったのです。
子供は、私達親の生き方全て(言葉の使い方、立ち振舞い、感情の使い方)
すべてコピーしています。
私達親の楽な生き方は、子供への贈りものになるのがこの心理学です。

子供は、私達親の子供時代をそのまま見せてくれているか?
その反対かどちらかです。
子供は、親の無意識を表します。

心理学の現場で、子供の問題は、殆ど親の人生での我慢、忍耐を
表しています。
怒りは、感情を抑えるフタのようなものですので、
親の人生での(心理学用語では)我慢、忍耐を抑圧と呼びます。

この抑圧をセラピーで解放していくと、考えられないと思いますが
子供の変化は考えているよりも早くみられる事は現場では多くあります。

子供が問題児の時、セラピーの現場では
子供から親へのメッセージ~{パパ,ママそんな頑張らないで!}

子供の意識を通訳すると
「パパ、ママそんなに一杯我慢しないでね、パパやママは
いつでも、何処でもどんな失敗しても何も悪くないからね。
パパやママが誰かに怒られるくらいなら、
僕がズート悪い子を引き受けていくからね。
パパやママを僕がズート守ってゆくからね」と言う事なのです。

心理学では、今起きている出来事、物事に対しての物の見方、
言葉の使い方を学んでゆきます。
人に聞いてもらいやすい伝え方や言葉の使いかたなど
セラピ―の現場では、このような問題は、子供が小さい度合い
解決はスピーディになります。

私の経験ですが、この問題はセラピーの現場では
あまり難しい問題ではありません。
しかし、自分達以外の考え方やものの見方が必要になります。
脅かすわけではありませんが、現在の少年犯罪の多くは、
親の子育ての厳しさに鍵はあります。
真実の厳しさと真実の愛は、未来を育てます。
この、子供達がすさんでゆく世の中で、子育てについての
ご相談有り難うございました。

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回答日時:2009年8月28日(金) 19:32 JSTお礼のコメントを書く

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