未成年の喫煙は触法行為です

堀野 節雄

はじめまして、悩み辞典回答者の堀野です。
　ご相談の内容ですが、未成年の喫煙は明らかに触法行為（法律に触れる行為）で、補導の対象となります。補導とは、家庭外で発見された場合警察が保護し、家庭に引き取ってもらって家庭の指導にゆだねるものです。ご主人にもこのことを理解してもらって、ご協力を仰いでください。今回は、ご自身だけでなく、他の家庭のご子息が入り込んでいるわけですから、警察に相談するのもいいかと思います。こういった触法行為については、毅然とした態度が必要であり、怖いからものが言えないということでは、法治国家としてはあってはならないことで、極論すれば、暴力は法治国家を破壊できることになるからです。まず、お子さんに対してこのことをお話しされることです。部屋に入り込んでいるお子さんについてはその後のことで、部屋に入り込んでお子さんが困っておられるようでしたら、そのご家庭に連絡し、ご協力頂くなどの努力をなさってください。ご相談にあるように、部屋に入り込んで喫煙しているところに直接お叱りにはいることは危険があるかもしれないからです。
　喫煙の理由は様々あると思いますが、自分に自信がなかったり、誇りが持てなかったり、自分から逃げていることが多いです。ご家庭では日頃からお子さんの困っている状況を把握して、気持ちをわかってあげたり、ご相談をされることを勧めます。
　ご相談の機関は、警察の他、教育委員会の相談窓口などがあると思います。
　ご参考になさってみてください。

回答日時：2009年9月 6日(日) 21:35 JSTお礼のコメントを書く

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