視点を変えて考えましょう

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

嫌がる者に無理強いするのは　例え夫婦と言えども　暴力であり犯罪にも近いと思います。
しかし　セックスを強要し殴る蹴るということではないので　犯罪とは言い難いけれど　夫婦間レイプに近いと思います。

しかしこれはどうしたらよいかというと　実は心理カウンセラーなどは嫌がる問題ではあります。
何故なら　表面的には　仲良くしたいという表れと捉えがちですから　あまり他人はこういう話は真面目に聞いてはくれません。

昔ならば夫の要求を呑まなければ、即刻実家へ帰されたものです。
でも　今はその嫁にも「心もありロボットではない」と当たり前のことを　当たり前として言うことが許される時代になりました。

人には　色んな嗜好があって　ご主人のセックス好きも　個人の個性と考えたい所ですが　個人の趣味は
人には迷惑を掛けてはいけません。

まして物には　限度があって　どんなご馳走でも毎日は食症気味になります。

そこで貴方には残酷な決断をしてもらわねばなりません。

★　嫌な事を嫌と言えず　毎日耐え続けセックスする・・・・・・
★　子供がいても平気で要求し　浮気や風俗に行くぞと脅かす・・・・
★　専業主婦で　社会へ出る勇気のない貴方に　外の世界より　家で耐える方がましだと思わせる錯覚。
★　「私さえ我慢すれば家庭はうまく行く」という　犠牲心

これが貴方の言う　はたして「いい父親」でしょうか？
女性史の中で　長く先輩方は戦ってきました。この女性誌の中に書かれてある項目が在ります。
この★の項目は全てＤＶの項目にあることです。

これが貴方が　ＤＶとしっかり認識するのであれば　解決の方法はあります。
ご主人が　自分という物差ししか許さないというモラルハラスメントであると認識するのであれば
解決の方法はあります。

ご主人はモラルハラスメントという名の猛獣です。
「檻」の中で　腹を空かせて　同じ檻の子ウサギをガルル、ガルルと狙っているのです。

猛獣には悪気はありません。
何故なら　猛獣は「アニマル」なのですから。

そこで　話は矛盾しますが　ご主人は人間です。
考える事も出来る知能を持った　人間ですから　相手の事も考える事も出来る生き物なのです。
なのに　考える事を知らない・・・・・「無知は罪」です。

回りくどい言い方をしましたが　ご主人のしている事は　「罪」なのです。

ここで　ご主人を断罪しろというのではありません。

ご主人のこういう要素を構成している原因があると思うのです。

実は　心理学の世界ですが　「セックス依存症」という事が有ります。
これは　ギャンブルでも　ドラッグでも同じで　それをしている時に　とてもハッピーになり現実逃避を出来たという体験が　身体のどこかに記憶されていて　この快感を中毒のようにむさぼるのです。

ご主人のしている事は　罪であり依存症であると気づかれたら　治療の方法はあります。
でも　ご主人は一体　何をかき消したいのか、何故　そんなにセックスだけしか　自己満足するものがないのか？
この心の中を　少し考えてあげませんか？

もしかしたら　幼児体験などや思春期の事や　仕事のトラブルや、色んな不安をこのセックスで解消できた無意識の記憶があるのかもしれません。
ご主人の症状は多分に肉体的な事だと思いがちですが　案外心の中の問題かもしれません。

いつまでも貴方が　ご主人の事を　「いい父親でいい夫で・・・」と視点でみる限り治りません。
そして　「私さえ我慢すれば」と思っている限り　この依存症は治りません。
この原因は貴方ではなくこれを解決するのは　貴方ではないのです。

ここが分かれば　一度　配偶者暴力防止センターや地域の女性センターにお電話で聞いてみてください。
何らかの専門機関を紹介してくれるはずです。

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回答日時：2009年9月15日(火) 19:39 JSTお礼のコメントを書く

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