娘さんが不登校になったのには必ず意味があります

心理カウンセラー 筒井 恵里子

娘さんが６月から不登校で、心療内科では対人恐怖症という診断でお薬を処方され、転校をすすめられているということなんですね。
カウンセリングは受けているのでしょうか。娘さんを否定したり分析したりせかしたり早急な解決策を立てたりせずに、学校に行かない（行けない）気持ちをじっくりと聞いてくれる相手に、話をすることが大切だと思います。まだ高１でしたら、勉強のほうもいくらでも取り戻せます。焦りや早急な決断は禁物。娘さんが不登校になったのには必ず意味があります。困ったこととばかり思わずに、娘さんがその意味に気づき自分を成長させていくことにつながるよう、あたたかなまなざしで娘さんに寄り添ってみてください。向かい合っていたら見えないものが、娘さんと同じ視点で同じ方向を向いてみたら見えてくるものがあるかもしれませんよ。進学校に入学するのにどんなふうに頑張ってきたか、周りからどんな期待をされていたか、自分にどんなイメージを持っていたか、出来ないことや弱いところを安心して見せられていたか、思春期特有の悩みや不安とどう向き合ってきたか、などなど。そんなことを娘さんと同じ目の高さで語り合うのもいいのではないでしょうか。
尚、お薬に関してはｶｳﾝｾﾗｰの範囲外ですので、お医者様に相談してくださいね。

回答日時：2009年10月 5日(月) 10:52 JSTお礼のコメントを書く

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