相手に変わってもらいたいと望めば苦しいはず。

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

お返事大変　遅くなり申し訳ございませんでした。
私達からみると外人の方同士のご結婚で　たいてい同じ日本人同士でもいろんなすれ違いを日々お聞きし
結婚生活の大変さを実感しているのですが　まして文化も風習も違う外国の方となると　そりゃ大変なご苦労だなと
思います。
例えば日本人同士の結婚でも　秋田県と沖縄県では　食べる物の味付けから違います。
しかし　そうした人たちが結婚を前にして　恐らく幾つもの決心をするのだと思うのです。
そしてどうしても違うな、と距離を縮められない事に関しては　相手に合わせるか自分が我慢をするという
「妥協と諦め」をするのです。
でもそれは　後ろ向きな事ではなく　「歩み寄り」という風に置き換えると　気が楽になると思います。
相手にすれば　自分の国では当たり前のことを当たり前に実行しているだけなのに　横暴ともとられるということは
むしろ驚きかもしれません。相手を何が何でも自分の思うように　なって欲しいということは　ある意味相手にとっても暴力的な考えとも言えるでしょう。
しかし　会話もなく、妻の要望も聞きもせず、どんどん自分の思いどおりに物事を進めるという生活が寂しいことは
よく判ります。
でも　こう言うご主人は　結婚前から同じだと思うのです。しかし　結婚前はこのご主人の1人で何でも決めるという姿勢はむしろmorning_gloryさんの目にはリーダーシップに映っていませんでしたか？
デートをする時もすでにレストランが決っていて　「どこに行こう？」なんて迷わずに済んだことを「エスコート」の出来る素敵な人っておもいませんでしたか？
子供が3人も授かる時も　いちいちmorning_gloryさんの了解は得ず（？）暗黙の了解でできたはずです。
夫婦になって「あ、うん」の呼吸で上手く行っていたことも沢山あったはずです。
男性も女性も多少結婚前と　結婚後の態度は変りますが　基本的には同じです。
結婚前に全て結婚後の男性の変化を予想できるものではありませんが　morning_gloryさんも今までは目をつぶれていた事が　今は無性に許せなくなってきたという事もあるでしょう。
だとしたらご主人から言わせると　今まで当たり前と思って許してくれていた事が　やけに最近の妻の反発がきついと感じているかもしれません。
ご主人が正しいとは言いませんが　私はmorning_gloryさんのご主人に対する許容範囲も変わってきたのではないかと思います。
結婚して年月が経ち、あばたもえくぼの「あばた」がなくなり　現実が目の前に浮上したのかもしれませんが
相手を変えることは至難の業です。
変えられないのは　過去と人。
変えることの出来るのは　自分と未来。
残念ながら　結婚をしてすでに3人もお子様がいらして　離婚と言うことは　morning_gloryさんの仰るとおり簡単なことではありません。
morning_gloryさんが意識を入れ換えて　相手に対して　望まないということも一つの方法です。
本当に酷い家庭になると　外食すら行くのが嫌になります。
日本人の父親は　何かと妻に任せっぱなしで　何も参加しませんから　友人とかと関わろうとすることは
ある意味でサービス精神はあると思います。（ただ　ちょっとピントがずれてはいるでしょうけれど）
だから　ここは一つ　「悪い人ではない」という　精一杯の褒め言葉で　ご主人の言うとおりにさせておいて
その影でmorning_gloryさんはmorning_gloryさんで好きなことをして憂さ晴らしをして下さい。
ここでお書きになった内容だけを見ると　ヨーロッパの方同士なのか　アジアの方なのか、
お仕事も外資系の会社からの出向なのか、商社のような会社であれば日本のサラリーマンより裕福なはずです。
どこで　どう知り合われて、どの程度の決心をされご結婚をされたかは　判りませんが　国際結婚ということは
このようなギャップは少しは覚悟されての結婚だと思います。
日本人同士でも上手く行かないのに　外食もつれて行ってくれる夫は　日本人の安月給の夫よりは幸せだわ・・・・
くらいに捉え　余りご主人と対話など求めず、お給料袋だと思うことは無理ですか？
morning_gloryさんも　ママともとか　カルチャースクールでご自身の友人を沢山作り　夫にあまり関心を持たないことも
夫婦が上手く行く秘けつです。

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回答日時：2009年11月 9日(月) 17:30 JSTお礼のコメントを書く

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