アルコール依存症の夫との離婚

ご相談者：40代/女性

結婚して10年になり小学生の子供が2人おります。主人は49歳で会社の早期退職者制度で50歳で辞めることで退職金が増すからと理由もあり今年より休職中で50歳で退職という選択をしました。休職の間は会社からは一切の金銭的援助は無くアルバイト等の仕事もしてはならない制度だとのこと、また退職後の失業保険は無いとのこと、その替わりに企業年金が貰えるから、と言っていました。私は専門職公務員であり主人の休職の間は私の収入で生活を続けて来ました。
主人は働いている時から酒量が多く常にウイスキーをストレートで300ml以上毎日飲んでいましたが、休職してから社会との付き合いが無くなったためか酒量は増えていないのですが飲酒時の言動がひがみっぽくなったり怒りっぽくなったりし、また、物忘れ程度かと最初は思ったのですが前日に話した会話を繰り返したり少し異常な印象を持っていました。
何度も子供たちの前でもお酒を控えてほしい、止めてほしいと伝えましたが、私もお酒は飲むので強くは言えず、けれどウイスキーボトルを2−3日で空にしてしまう飲み方・タバコも一日数箱という生活は、働いている訳ではないくせにと文句を言ってきました。
主人は家事は引き受けてはくれますが、共働き時代から家政婦さん・ベビーシッターさんを雇っていたので引き続きその人がほとんどのことはしてくれ、その方への給金は以前からですが私が支払うという状態でした。
夏頃、頼むからお酒を控えてくれ、と一日酒量を定めて休肝日を作るように紙に書かせて貼り、それが守れない場合には病院受診をしますと書かせました。
しかし、子供たちの前でも、決めた酒量をオーバーして飲むことがたびたびであり、子供がお酒を主人の手から奪うようにして止めさせたこともありました。先日、夜早い時間であるのに、家の中で異常な行動をしており、そのまま寝付かせたはずですが翌日も呂律が回らない、まっすぐに歩けないという状態であり、子供と一緒に説得して病院に受診させました。
受診時は昼間であるのに血中アルコール濃度は相当量であり、依存症としても重度であり入院加療をすすめられ予約をして帰りました。しかし、ベット待ちで入院を待っている状態であるのに、またウイスキーを買ってきては「入院したらもう飲めないから」と飲んでいます。その上、入院中に飲んだら強制的に退院させて貰えるらしいから簡単に家に帰れる、といっています。
子供たちのこれからを考えたとき、主人が数ヶ月入院したとしてもアルコール依存が改善する可能性は低いでしょうし、強制的に退院してきた主人を引き受けるのはうんざりです。
収入が無く、今後も働く意欲は無く、また依存症から離脱する意志を持てないのであれば、やはり離婚して縁の無い人とした方が私自身が精神的に楽ですし、子供たちにとっても良いのではないかと思っています。
ただ、主人は子供への愛情や執着はあるので、離婚に応じてくれたり子供達の親権をすんなり渡してくれるとは思えません。上の子供はお父さんが怖いと言っていますが下の子供はなついています。穏便にとはいかないのでしょうが、出来るだけ時間と労力を割かずして、離婚にこぎ着ける方法はないでしょうか？それとも、入院後の経過を待たないと、無理でしょうか？

40代/女性 | 日付：2009年11月11日(水) 23:18 JST | 閲覧件数: 6,418