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資産運用

ご相談者:30代/女性

今年離婚をし、元夫名義の学資保険を解約してもらい私が新たに子供のために教育資金として管理していくことになりました。
当分の間彼が無職のため養育費はなく
私の収入と市からのひとり親の援助金によって生計を立てていきます。
解約した学資保険は45万です。(子供現在5歳2ヶ月)
学資保険のデメリットは元本割れがあると知り、貯蓄性の部分でどうしたら良いのか
わかりません。
どうすることがかしこく教育資金として蓄えられるのでしょうか。

30代/女性 | 日付:2010年2月 3日(水) 20:09 JST | 閲覧件数: 4,201

教育費は「使う」「備える」の両面から考えましょう

鉢須 祐子

こんにちは。
ライフプランコーディネーターの鉢須祐子です。

教育費用の準備方法ですが、元本割れをしないこと、というのはとても大切なポイントです。

学資保険でも、最近は元本保証がある商品もあります。
(しかし、途中で解約をした場合に元本割れになるという仕組みのものもあるので、申込時によく確認する必要があります)

もし、ご自身で準備なさるというのであれば、一番確実なのは銀行預金に積み立てていくという方法です。
または、個人向け国債(10年のものと5年のものがあります)のような、途中で解約をしなければ日本が崩壊しない限りは元本保障されるものに預けていくと言うのも一案です。銀行預金に比べると若干利率が高いので、有利でしょう。
ただ、個人向け国債の場合、途中で解約しないことが前提です。
最低でも5年、または10年はそのまま使わないでおく資金として考えていただきたいので、たとえばお子様の高校進学資金としての準備分などには向いています。

一方、万が一の備えはなさっていらっしゃいますか?
ご相談者様が病気や事故などで働けなくなった場合の保障についても考えておきましょう。
それとあわせてお子様がけがなどをされた場合の医療費分についても準備出来ると良いでしょう。
学資保険は、もしご相談者さまに万が一のことがあった場合、その後の保険料は免除され、お子様は契約通りの満期金やお祝い金をもらえるという制度があります。もし保障が不安なのであれば、学資保険でまとめて準備するということも検討されて良いのではないでしょうか。


教育費は、「出費」と「備え」の両面から考える必要があります。
子ども手当が6月から支給されますが、それを「すぐ必要な教育費」にまわしながら、ご相談者さまの収入の一定額を積立貯金や場合によっては学資保険に積み立てていく、ここからはじめられると良いと思います。
余裕が出来たら投資などで増やすことを検討されてもいいと思いますが、元本割れのリスクがありますので当面はおすすめできません。

また、何かございましたらお気軽にご相談くださいませ。
陰ながら応援いたしております。


※子ども手当の制度について、下記でご紹介しております。
ご参考になさってください。
http://lifeplancordinator.jp/?eid=169

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回答日時:2010年2月 6日(土) 14:24 JSTお礼のコメントを書く

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