不動産の売却について

日野 秀明

　こんばんわ。不動産の売却は疲れますね。私の経験でも売れないと体調を崩される方は少なからずおります。
　さてご質問の件ですが、「3800万で不動産3社に一般売却依頼」とのことですが、これは方法論として正しいです、但し、相場より高い場合は売れる可能性が無いので費用対効果が見込めず仲介業者はチラシを含め何も営業活動はしません。ご確認ください。また3800万では反響が無く3200万で購入希望者が出たということで物件の市場での価値は3200万程度だと推測されます。売却を依頼している仲介業者から査定書はもらいましたでしょうか？宅建業法では宅建業者が査定書を出す場合には、その根拠を示すよう定められているので査定価格をご確認ください。過去の経験上、離婚が売却理由でも売れないとかは一切ありません。売れない理由は単に周りの競合物件と比べて高いだけです。この不動産の売却方法の解決は、ただ1つ「価格を相場の3200万に下げて売る」だけです。誰も好き好んで割高な物件は買いません。割安な物件しか買いません。当然ですね。相手方へのアプローチは相談者様が何割かの持分を持っている物件に相手が1人で使用しているのですから、売れるまでの間、持分相当分の賃料相当額を請求したらどうでしょうか？あとは信用できる不動産コンサルタントなどに個別に相談されたらいかがでしょうか。不動産の売却は大きな金額なのでキチンとした専門家にしっかり相談することをお勧めします。いい加減な不動産業者にやらせて、後悔している方を何人も見ています。くれぐれも気をつけて取り組んでください。

回答日時：2010年2月 5日(金) 21:58 JSTお礼のコメントを書く

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