今、ご主人の勝手を許してはいけません

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

ｋｏｓｍｏさん、大変なご苦労を1人で背負われ、お気の毒だと思います。
そしてご主人の一家の長、子供さんの父親としての責任感の無さにあきれ返ります。
でも嘆いているだけでは解決しませんので、前向きに考えていきましょう。
まず、人間はこの先どうなるか、判りません。人の人生に何の保証もありません。
しかしどうなりたいか、どう暮したいかの計画を立てることだけは自由です。
敷かれたレールの上を歩き、希望どうりで無かった場合、非常にがっかりする物ですが、自分で決めたレールであれば
誰も責める事はできませんし、後悔はしません。
そこで　今後の人生、　希望だけでは絵に描いた餅になりますので、しっかりプログラムを立てていく必要があります。
プログラムであれば、しっかり根拠のある計画ですので理想像ではないでしょう。
そして先に書きましたように、万一思うどうりに行かなかった場合でも、それは見込み違いということもあるので
人生色々あると受け止めることも出来るでしょう。
そういう事で、今まではご主人という運転手の下で列車を走らせてきた結果、車掌のｋｏｓｍｏさんはもう助手ではいられなくなりました。そこで頼りない運転手と交代し、ｋｏｓｍｏさんが運転をしていくという覚悟が必要です。
でも、実際、列車までを降りる必要はありません。
一応、雨風のしのげる列車は今すでにあるのですから、これから自分で新しい列車を買うことを考えると、今列車を乗り換えるのは早急でしょう。
正直、今の列車は自動操縦に切り替えられる時代ですから、運転は一人で出来るのです。
でも、やはりそこは、万が一ｋｏｓｍｏさんが体調を壊したり、客席に何か異変が起きた時に、運転手の代わりに見に行ってもらう車掌ぐらいは、居たほうが心強いので、今は特に役に立たなくても居てもらいましょう。
そうすればｋｏｓｍｏさんは運転にのみ、打ち込めるでしょう。

と、いう事でｋｏｓｍｏさんの家庭を列車に例えてみました。もちろんここでいう新運転手はｋｏｓｍｏさんのことで
車掌さんは今のご主人です。客席とは息子さんの事はお判りですよね？
今ｋｏｓｍｏさんは離婚をして一人になると　運転手と車掌と全ての役を担わないといけません。
障害のある子供さんを抱えて、それだけでも大変なのに、生活費を稼ぐという事をしなければなりません。
今のご時勢、食べていくだけでもやっとで、色んな行政の手当てと言っても、今は政治も混沌としている中で、満足な
生活手当てはどうなるか判りませんし、期待も出来ません。そうなれば、お子様の世話と仕事との両立で身も心も壊れてしまいます。
だったら、例え金銭的にはルーズなご主人でも、居ないよりはマシです。
だからご主人の事は、一家の給料袋だと割り切り、これも無いよりはマシというより、給料袋のお陰で何とか生活できるのだと割り切るしかありません。
でも、今のご主人は糸のきれた風船です。
このままいくと、大空へふんわりふんわり流されていくでしょう。
その糸をしっかり握っておかないと、本当に戻ってこなくなります。
ご主人の裏切りと、ええ年こいて（失言！）アホな遊びに翻弄されている夫なんて、もう要らないと思いたくなる気持ちは判りますが、そこはそれ、何と言っても給料袋ですから・・・・・
この給料袋を今から、他所の女性にもって行かれたら、これまでの苦労も水の泡です。
このご時勢、サラリーマンが別居して家庭とアパートかな？判らないけれど、二つの住まいを持つこと自体が土台無理な話です。このままでいくと必ず破綻します。
それで、別居を解消し、家に帰ってくればいいのですが、逆に家庭を完全に捨てようとする可能性も高いです。
これからｋｏｓｍｏさんがするべきことは　ここを防止しておくことです。
ご主人はこのままで行くと、生活費を入れなくなる可能性は大ですし、その挙句離婚を言い出すでしょう。
そんな人なら・・・とか、それならばもういいわとか、どうかヤケを起こさないで欲しいのです。
離婚をすれば慰藉料が取れる、離婚をすれば養育費が取れる・・・・これは日本の法制度の中で詠ってはいます。
しかし　それを実行してくれる人かどうかはｋｏｓｍｏさんも書いておられるように予想が付くわけです。
また、別れても養育費を払い続けるような愛情の深い父親なら、こんなことにはなりませんって。
それでも、なんでもこんなエエ加減な夫とはやってられないわ、私は仕事をして子供を養うから、もう夫とは縁を切るという
勇ましさがｋｏｓｍｏさんにあるなら、離婚も反対はしません。
しかしここでいう「勇ましさ」とは　経済力の事です。
ｋｏｓｍｏさんが結婚をして、それでも仕事を辞めずに正社員で働き続けた公務員なら、何とかお給料も男性と同じだけ稼げるでしょう。
でも結婚にしても、子供さんの出産にしても、何らか仕事を一旦辞めた女性が、離婚して復職した場合、給料は下がっているだけでなく、先ず仕事にありつけるかどうかが判りません。そして給料は安いので、ダブルワークと言って、昼間の仕事から帰ると、そそくさと夕飯を食べ、また次の夜の仕事に出かけなければなりません。
今、生活するという事は、そういうくらいの仕事をしないと食べて行けないのです。
普通、結婚生活で夫に苦労を掛けられた妻は、「もうお金じゃない、こんな夫から逃れて気持ちだけはすっきりした生活をしたいのです」と言って離婚をします。
でもその結果、待っているのは働きづめの生活です。
それこそ、精神的ゆとりどころか、安息の日もなく、どうかすると子供と2人で安らげる日を・・・と夢見た離婚なのに、現実は子供に八つ当たりしているという事になります。
ましてｋｏｓｍｏさんの場合、障害児を抱えて八つ当たりするどころか、全部自分に苦労という形になって跳ね返ってきてしまう事が大いに考えられます。
今現在も苦労満載のｋｏｓｍｏさんに、大変気の毒だとは思いますが、母子家庭で苦労するよりは、マシと考え、このご主人を、うまくコントロールし、生活費を確保しましょう。
その為に、今のままではご主人が飛んでいってしまう可能性があるというより、そうなる事、間違いがないので
それを阻止しておかなくてはいけません。
その計画を一日でも早く立てておかないと非常に危険です。
苦労をかける夫の顔を見なくてもいい今の別居でしょうけれど、この別居こそが離婚への道に繋がっていますから危険回避をしなければなりません。
この手立てをする為には、かなりの打合せをしなくては計画が立てられません。
一日も早く、連絡を下さい。
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回答日時：2010年2月17日(水) 09:16 JSTお礼のコメントを書く

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