ご本人のハラのくくり方がポイントです。

松下 豊太郎

○現状分析
1.ご友人が、離婚前提で自立して貧しくとも笑顔のあるお子様との生活設計にむけ、一歩踏み出すには、経済的基盤をどうするかが目先の大きな課題です。
2.具体的に、目先の生活費について、実家のご両親や、夫のご両親などの援助が期待できるかどうか、自治体の福祉の一時的援助が受けられるかが検討課題だと思われます。
3.ｗ不倫の果ての失踪は｢悪意の遺棄｣として、法定離婚理由になりそうです。

○直面する課題、今後の課題の切り分け
1.まずご友人本人が、子の母として、当面の生活を乗り切るとハラをくくることが必要でしょう。
2.現実の生活費援助が期待できるか、自治体の福祉の援助が受けられるかといった具体的な行動に一歩踏み出すための、ご友人の精神的な支え、心のケアも必要です
3.失踪した夫との離婚、養育費や財産分与などは、当面の課題をクリアした後の課題だといえます

○ご友人としてできること
1.一緒になって心配するのではなく、失意・不安をかかえるご友人の心のケアに配慮し、上記のようなアドバイスや行動を側面から支えてあげることが相談者さんの課題と思われます。
2.また、自治体への福祉関係の申請や、警察関係へ届出、離婚関係手続の手順や手法について、行政書士など専門家に相談する選択肢もあると情報提供をするのも良いでしょう。
3.当事務所でも、ご依頼があれば対応可能ですが、地域的事情を考慮すると地元の行政書士会で、最寄の専門家を探す、紹介を受ける方が便利かもしれません。
　茨城県行政書士会　029-305-3731　http://www.ibaraki-gyosei.or.jp/

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回答日時：2010年8月 7日(土) 08:49 JSTお礼のコメントを書く

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