自助グループへ参加されてみてはいかがでしょうか。

野崎 るみ花

はじめまして、心理カウンセラーの野崎るみ花です。
ご相談下さり、ありがとうございます。

これまで何度もパチンコを止めようと挑戦してきたけれど、借金してまで再びしてしまったのですね。　ご自分でも止めなければいけないと強く思いつつ、止めることができないのは、自己嫌悪に陥ってしまいますし、苦しいですよね。これからも繰り返してしまうのではないかと思うと、不安でたまらないお気持がとても伝わってきました。

一般的に依存症は様々な不安感や怒りなどを抑圧しようとして、特定対象に依存すると考えられております。ハイブリットさんはどんな不安や怒りを感じていらっしゃいますか？どんな気持ちになるとパチンコをやりたくなりますか？

ご自分ではまだよくわからないかもしれませんが、もしかしたらご自分のご家庭や育ってきた家族関係の中で、何か満たされない思いを抱いていたり、何らかの感情が抑圧され、それを解放するためにパチンコをやってしまうのかもしれません。

そこで一つご提案ですが、ギャンブル依存症の方のための自助グループに参加されてみてはいかがでしょうか。　自助グループで自分の体験や気持ちを語ることによって、不安や怒りを解放できますし、他の依存症者の話を聴くことによって、自分のことを客観視できるようになります。自助グループへの参加をパチンコに行く代わりに習慣化してしまうのも、回復に役立つと思います。

「ギャマノン」というギャンブル依存症の代表的な自助グループのサイトをご紹介させていただきます。全国各地でミーティングを行っているようです。
　http://www.gam-anon.jp/

ハイブリットさんは自分で何とかしなければいけないと思って、こうしてご相談して下さってますし、借金に関してはきちんと対処されてますので、時間はかかるかもしれませんが、、自分の足でゆっくりと解決していけると思います。

焦らず、どうか希望をお捨てにならずに、少しづつ、やれることに取り組んでいかれてはいかがでしょうか。もちろんこの「悩み辞典」でもハイブリッとさんの気持ちや悩みを聴かせていただきますので、いつでもご活用ください。

回答日時：2010年9月 1日(水) 11:04 JSTお礼のコメントを書く

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