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回答プロ: 川上 壮太
ご相談者:30代/女性
はじめまして。39歳専業主婦です。38歳の主人と二人暮らしで子供はいません。
6年前に2300万円の新築分譲マンションを購入し、4年間で1000万円繰り上げ返済しましたが、事情があり、昨年3000万円の新築分譲マンションを購入し引越しました。
ローンは35年で当初3年間1.40%利率で月に約5万円、ボーナス時25万円支払いです。
前は主人が32歳でしたし、会社の財形貯蓄も崩したりして余裕があり、繰り上げ返済もがんばり後600万円残になっていましたが、今、主人も40歳前ですしローン完済を定年までには行い、自分たちの老後の貯蓄も行いたいとは思っています。
でも前より高いマンションですし、余りにも繰り上げ返済ばかりしていては貯蓄ができなくなってしまうので
どのタイミングでするなら繰り上げ返済をすればよいのか、後貯蓄をできるだけして余裕ができてからした方がよいのか悩んでいます。
現在主人の年収は約500万円で、貯蓄高は550万円。ちなみに私は体を悪くしていて働くのは無理です。
今の世の中はどの会社もいつどうなるか分かりませんし、主人の会社も万が一のことも考えるとやはり貯蓄を優先的に行った方がいいのでしょうか?
ただ主人も私もお酒やタバコ、ギャンブルなど一切しませんし、浪費家でもなく私は節約することはとても楽しく苦にはなりません。
実家の一人暮らしの母親も年老いて行くのでおいおいは引き取る時がくるかと思います。
たくさん書きましたが、以上のことを総合して、ぜひ川上先生の良きアドバイスお願い致します。
30代/女性 | 日付:2010年10月15日(金) 16:39 JST | 閲覧件数: 3,837
Adminさん、ご連絡ありがとうございます。
ご相談の内容について、かなり具体的に書いていただいていますが、まだ、不明な点もいくつかありますので、ここでの回答はあくまで一つの案として捉えていただければと思います。
ご連絡のお話では、お子様がおられないということですので、貯蓄は主に老後のためと推察します。あとは、いざと言うときの支出に必要な資金を確保しておけば良いとすると、基本的には、一定額の預金(たとえは500万円)以上の貯蓄ができたら、順次繰り上げ返済に回して良いかと思います。
ご承知のように、現状で貯蓄をしても、住宅ローン金利以上の利率が得られることはまずありません。ですから、老後資金を貯めるまえに、まず、住宅ローンを解消し、その後の余剰資金で老後資金を蓄えるというのが、効率的と考えます。
これは、あくまで、老後資金以外に必要資金がないとしての話です。
例えば、車の購入とか、追加で家の改造を行いたいなど、必要な資金があれば、これを確保した上で、繰上返済に回すことになります。
繰上げ返済のタイミングですが、3年間は優遇金利が受けられるようですから、この間は貯蓄しておき、優遇金利が終わった時点で、必要資金を残した額だけ繰上げ返済しても良いかと思います。
あと、もう一つの方法は、状況によりますが、ローンを預金連動型の住宅ローンに借り換えるのです。預金連動型住宅ローンでは、ローンを組んだ銀行に、普通預金を行うと、普通預金の金額分をローン残債から差し引いた金額分についてのみ、ローン金利がかかります。
要は、普通預金の金額が、繰上返済の効果を持ちつつ、必要な際にはその普通良きを自由に使えるというものです。
ローンの借り換え手数料などなど、借り換えの要件がありますから、これらを確認した上で、判断すべき内容ですが、一つの案として検討の余地があるかと思います。
以上、具体的なアクションについては、より詳細な情報がないとはっきりとは言えないところがありますので、必要があれば、直接ご連絡頂ければ、ご相談にのらせて頂きます。
回答日時:2010年10月16日(土) 00:08 JSTお礼のコメントを書く
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