減額請求をしてみましょう。

古家 秀樹

○はじめまして、飛鳥（あすか）行政書士法務事務所代表の古家（ふるいえ）と申します。


＞養育費の減額について相談です
＞主人には前の奥さんとの間に子供が１人います
＞協議離婚にて、公正証書を作成し年間で７５万円の養育費を払っています


○１カ月６２，５００円ですね。


＞現在、我が家には幼児と乳児の２人の子供がおります
＞生活が厳しく、昨年から養育費が滞りがちになってしまい
＞先日給料差押の通知がきてしまいました
＞滞納分については親に借金をして一括で払いましたが
＞今後、現状の養育費を払っていくのは厳しいです


○養育費の減額請求は可能ですが、認められるのかどうかは、裁判所の判断になります。
○やってみる価値はあります。


＞直接、前の奥さんに減額をお願いしても却下されてしまいました
＞この場合はやはり調停という形になるのでしょうか…


○はい、そうですね。前奥様に不景気の状況及び給料の状況並びに現在ならどの程度の
○養育費なら支払うことが可能なのかを事細かに説明して減額、一時的な減額等を提案
○してそれでもダメな場合には、裁判所に委ねるしかありません。


＞その場合、妥当な毎月の養育費の額はいくらくらいになるのか、減額は可能なのか
＞一般的な額でいいので教えていただきたいと思う相談させていただきました


○減額が可能がどうかは、裁判所の判断ですのでなんとも言えませんが、経済状況など
○減額をせざるを得ないという証拠、証明等を提出すれば多少なりとも減額される可能
○性はあります。

○一般的な養育費の額は、一人３万円〜５万円が多いと思われます。


＞相手方の年収などは分かりません
＞子供は小学生高学年です
＞主人の年収は支払金額　約５００万円　給与所得控除後の金額　３５０万円
＞離婚当時より下がっています
＞また、今年から給料が１０パーセントカットされていますので
＞上記の金額よりかなり減ると思います
＞減額の理由としては、子供ができたこと、給料が減ったこと、
＞親への借金の返済などです


○減額理由として裁判所に提出する時には、親への借金は認められない可能性があります。
○ご注意下さい。


＞養育費がなかったとしても毎月ギリギリかマイナスの状態です
＞貯金などもほとんどないので、このままでは普通に生活していくのも厳しい状況です
＞どうか、お力をお貸しください
＞よろしくお願い致します


○まずは、減額をせざるを得ないという証拠、証明と現在ならどの程度の養育費なら
○支払うことが可能なのかを事細かに説明して減額、一時的な減額等を前奥様へ提案
○してみてはいかがでしょうか？
○それでも解決しない場合には、養育費減額請求を裁判所に提出することをおすすめ
○致します。

○一日でも早く解決できる事を切に祈っております。


○それでは失礼します。


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回答日時：2009年6月 3日(水) 01:18 JSTお礼のコメントを書く

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