猪木さん、こんにちは。
私は16歳で高校2年生です。
実は、私も猪木さんと同じようにアゴが出ています。
猪木さんの本で、コンプレックスは個性に変わるというような
お話をされているのを以前に読ませて頂いたのですが
やはり、「しゃくれ」とかからかわれるようになると
本気で悩んでしまいます。
高校になった今でも、言われることがけっこうあります。
私も冗談っぽく「言うなよ」とは言ってますが、
本音はかなり気にしてしまいます。
人の目線が気になってしかたがないです。
みんなコンプレックスを持っているといいますが
見えないコンプレックスより、表面上ではっきりとわかる
コンプレックスを抱えている人の気持ちは、
絶対におなじコンプレックスという事は出来ないと思います。
猪木さんは、何をきっかけに乗り越えましたでしょうか?
どういう考え方をすると良いでしょうか?
教えて下さい!お願いします。
「俺も今はこの顔で良かったと思っているけど、君みたいな年の頃はずいぶん悩んだぞ。
師匠の力道山からは「アゴ」って呼ばれたしね。
本当に悩んで、レスラーになって医者に相談したんだよ、「アゴをなんとかしてくれ」って
そしたら、「一度見たら忘れないし、人に見られる商売としているなら最高の顔だよ」って言われて
モヤモヤした気持ちが晴れたよな。
悩みをもった全員が表にでる商売ではないかも知れないけど、他人に自分を認識してもらえるってことは
これからの人生に必ず武器になるよ。俺のアゴも武器の一つだしな。
」