４月から新しい生活をしている方も多いかと思います。
そんな新生活で心配になるのが「５月病」です。
薬を使わない精神科医としてご活躍の宮島先生に「５月病」についてお伺いしてきました。

５月病は最初は適応障害からくるものです。
新しい環境で合わない、または過剰に適応しようとした場合に症状が出てきます。
今、「空気を読む」って流行っているでしょ。
上司は何を望んでいるんだろう？同僚は何を望んでいるんだろう？って周りの期待に過剰に応えようとしていませんか？
特にビジネスパーソンの中には、お金の為に仕事を嫌々やっている人がいる。
給料がもらえるからではなく、給料を払ってでも、仕事はやりたい事ですか？ どうせやるなら喜びでやりませんか？

「今、自分は幸せか？」
【幸せ】ならそのまま楽しんで。【幸せではない】なら自分を楽にするチャンス。やってること、考えてること、変えてみましょ。正解なしよ。
症状が出ている時は、ストレスが大きいこと、不幸せなことを教えてくれる大チャンス。

ストレス見つける３つの質問。
「自分が疲れてないか？」
「悩んでないか？」
「イライラしてないか？」
そして、究極的には、「自分がどうしたいか？」

を考えるきっかけです。苦しくする原因を変えていきましょう。原因を変えずに必死にもがいていると、もっと苦しくなる場合がある。
原因となる苦しい考え方を変えて、【幸せ】【笑顔】を感じていきませんか。

新生活が始まって、右も左も分からない状態で忙しく余裕を持てずに働いてきた人もいるかもしれません。
ゴールデンウィークなどで自分自身を見直す機会ができ、ホッとした時に「自分何やってんだろう」って思った時身体に症状が出てくる。
その症状を「なんかおかしい」とか「自分がいけない」って思うとさらに苦しくなる。
もし、仕事が喜びだったら、症状ってどうなる？仕事や生活やお金のためでなく、喜びのために生きませんか。。

自分自身にＯＫ出していきませんか？
症状は体からの愛のメッセージです。
５月病もこれからどうしたいかを考えなおすチャンスをくれている。
あらゆることが愛に包まれている。やりたい事、好きな事を表明して、喜びに生きよう。。

 

● 過去のインタビュー記事 ●

No.1  まずは自分が笑顔になろう
No.2  自分はどうしたいか
No.3  愛から動こう