島野 = 前回の赤ちゃんの肌のご相談ですが、あれからいかがですか？

アライ = 私にも子どもがいるんで、実践させて頂いたんですが、大人用の石鹸で洗うとしみるみたいで今は赤ちゃん用の石鹸で洗ってます。

島野 = しみるって事は肌を痛めていたのかもしれないわね。しみる間は、その方が良いかもしれないね。
徐々に肌の状態が良くなってきたら、大人用の石鹸でもしみないようになるわよ。
それまでは少し保湿が必要かもね。グリセリンをうすめて使うといいですよ。

ボディソープ使って肌を痛めて、乳化剤の入った化粧品でケアをして、更に肌を痛めて、そして薬を塗って、更に肌を弱くする。
こういう悪循環になっている人は多いのよ。
新井さんのお子さんは、これからドンドン肌が元気になっていくわよ。楽しみね。

アライ = ありがとうございます。また是非報告させて頂きますね。
さて、今回は乾燥肌について先生にアドバイスを頂きたいと思います。よろしくお願い致します。

島野 = 本格的なアドバイスするわ！
乾燥肌の原因は、ランゲルハンス細胞が弱ったことが原因なの。
そのランゲルハンス細胞を元気にする事で乾燥肌は防げるのよ。


角質の下にある、ニョロニョロと出てるのがランゲルハンス細胞よ。手みたいな触手をもってるの。
ランゲルハンス細胞は肌の状況を逐一脳に知らせる役割をしているのです。
今までの潤いを与える化粧品は角質層に潤いを与えるというものばかりで
更に、強い石油系の合成界面活性剤が入っている化粧品はこのランゲルハンス細胞を弱らせてしまったり、その触手を溶かしてしまうの。

アライ = ランゲルハンス細胞の触手が溶けてしまうんですか・・・
溶けてしまうと肌はどのようになるんでしょうか？

島野 = センサーが効かなくなり、脳への司令がいかなくなって、黒ずむ、かゆくなるなど、お肌のトラブルが増えるのよ。
『ランゲルハンス細胞は、お肌のガードマン』なの。ランゲルハンス細胞を弱らせる原因は
１．石油系の強い界面活性剤
２．加齢・ストレス・活性酸素
３．紫外線
４. 悪い食生活
みなさんはランゲルハンス細胞を弱らせることはしていないですか？今一度見直してみましょう。

アライ = すでにランゲルハンス細胞を弱らせてしまっているかも、と思っている人がたくさんいると思うのですが、今からすぐに出来る対策はないのでしょうか？

島野 = 「洗うもの」これを気をつけて下さいね。
弱ったランゲルハンス細胞を活性化するのは、ペプチドが一番だけど、洗顔やボディーソープを牛乳石鹸。シャボン玉石けんに変える。
石鹸のアルカリをお肌に与える事で、ランゲルハンス細胞が活性化して、弱酸性になるメカニズムが働いて潤い、艶が出てくるわ。

アライ = 私もそうでしたけど、石鹸で洗い始めは少し突っ張るように感じたのですが。

島野 = 潤いが出るまではつっぱるかも。我慢できない時は少し潤いを与えて、グリセリンがいいわ。
強い保湿剤はダメ。肌が怠けて潤いを出さなくなって、艶がなく酸化した汚い肌になるわよ。
みんなお金掛けて、肌を痛めてる「お金掛けない、手間かけない」これが、元気な肌を作るコツなのよ。

アライ = その他には、気をつける事はありますか？

島野 = たくさんの化粧品を使わない
石鹸でも丁寧に洗えば、すぐに落ちるから。
それに、洗顔後に化粧水、クリームって使う人がいるけど、それもやめて化粧水だけにする等、たくさん化粧品を使わない事ね。
あとは身体を温めること。
代謝が良くなって潤いが出てくるというのもあるけど、身体を温める事で自律神経が良くなるので、もっともっとキレイになりたいという気持ちが出てくるの。
キレイになってくると、ドンドン元気になってくる。そうすると悩みも自然と吹っ飛んでいくわよ。

アライ = 確かに肌にコンプレックスがある方は元気がなかったり、下を向いて歩きがちだったりしますよね。
お肌の改善がメンタル面の改善にも繋がっていくんですね。

島野 = そうよ。お肌で性格が変わっていく方もたくさん見てきたわ。
見た目がキレイになったら、どんどん元気になる。ニコニコよ。
うちでアトピーが良くなった方なんて、　本当に元気になった！いつもニコニコしてるよ！眼力が違う！
眼力が良くなると、良い気が入ってくるじゃない！元気で笑っていると、幸運が寄ってくるのよ。
「笑う門には福来たる」ってゆーじゃない、肌を改善して、元気になって、どんどん幸運を呼び寄せて下さい。

■乾燥肌 改善のポイント■ 　

• 【牛乳石鹸。シャボン玉石けんに変える】
• 【たくさんの化粧品を使わない】
• 【身体を温める】