日本建国の日と紀元

  • 2008年2月 2日(土) 09:33 JST
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日本の国においては、紀元を皇紀と呼びます。
西暦2008年は皇紀2668年(皇紀は西暦に660年プラスする)
西暦はイエスキリスト様がお生まれになった年を元年としています。

神武天皇(第一代天皇)から紀元元年・皇紀元年は「辛酉年」から始まります。斎明天皇(第三十七代)が崩御された年が辛酉年であり、元正天皇(第四十四代)の御譲位の年が甲子年であります。また光仁天皇(第四十九代)の御譲位の年が辛酉年であり、醍醐天皇(第六十代)の四年が辛酉年に当たりますので延喜と改元しております。また村上天皇(第六十二代)の天徳五年が辛酉年に当たりますので応和と改元され、その四年後が甲子年に当たりますので康保と改元しております。明治天皇(第百二十二代)までの辛酉年と甲子年の年は改元が行われております。

酉は十二支で、辛は十干です。子は十二支で甲は十干です。

(十干)
甲兄(きのえ)・乙弟(きのと)・丙兄(ひのえ)・丁弟(ひのと)戊兄(ちのえ)己弟(つちのと)庚兄(かのえ)・辛弟(かのと)・壬兄(みずのえ)癸弟(みずのと)

(十二支)
子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)

「辛酉年・辛酉為革命」や「甲子年・甲子為革命」が来ると必ず「改元」の時なのです。即ち新しい出発の期でもあります。

上元期・・・甲子一白水星の年から癸亥五黄土星の年までの60年間
     (1864年から1923年)
     国土に関する変化・復興・建設がなされる。上元から中元の変わり目
     には、天変地異による国土の変化の生じる期。
     この期が大正12年(1923年)(癸亥五黄土星)に当り、関東大震災が生じた。

中元期・・・甲子四録木星の年から癸亥八白土星の年までの60年間
     (1924年から1983年)
     経済・交流・安定・権威権力尊重がなされる。中元から下元にかけては権威の失墜・権力の崩壊、組織構造の
     変化の生じる期。この期が昭和58年(癸亥八白土星)(1983年)にあたり、行政改革による民営化の実現と    
     進んで行きます。

下元期・・・甲子七赤金星の年から癸亥二黒土星の年までの60年間
     (1984年から2043年)
     思想・文化・民族による変化気運の状況が生じる期。
     現在はこの期にあたります。すなわち改革・下剋上・混乱・実力主義・格差の時代です。

そして紀元の日は(建国記念日)二月十一日でありますが、二月(立春)年度変わりであり、二月は寅月で立春は甲であり、二月四日であります。
二月四日(甲寅)・二月五日(乙卯)・二月六日(丙辰)・二月七日(丁巳)
二月八日(戊午)・二月九日(己未)・二月十日(庚申)・二月十一日(辛酉)
つまり二月十一日の日が辛酉の日と言う事で、この日が建国記念日となります。

神武天皇(第一代)皇紀元年(西暦BC660年)辛酉年
斎明天皇(第三十七代)皇紀1320年(西暦660年)1321年目が辛酉年
昭和天皇(第百二十四代)皇紀2640年(西暦1980年)1321年目が
      辛酉年です。昭和64年1月7日御崩御さる。

今上天皇(第百二十五代)平成2年11月12日即位する。

日本の天皇制は125代にも及ぶ世界最古の王朝です。歴史の持つ大きな「うねり」のような流れの周期が見えます。


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