鉢須が独立をした理由。

  • 2009年2月 7日(土) 03:50 JST
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鉢須 祐子 私はこれまで、「収益を考えろ!」というビジネスの場に身を置いて参りました。

当然のことです。収益が上がらなければ会社はつぶれ、従業員は生活が出来なくなります。



・・・それは本当によく理解しているのですが、何故かしっくり来なかった。




株や投信、変額年金を売って手数料を上げること。

顧客にとにかくなってもらうこと。

本当は、会社がつぶれないように命題として取り組まねばならないことなのでしょうが、

私があまりにも顧客重視型なのか、それとも純粋に収益を上げるための営業が嫌いなタイプなのか分かりませんが

とにかく、収益を上げなければならないからお金の話を武器に仕事をする、というスタイルにしっくりこなかったのです。





それはおそらく、お金があまりにも生活に密着しているもの、人生に密着しているものだからなのでしょう。



そして、お金は恐ろしいほどにプライベートな面を持っていて、恐ろしいほどに人格を変化させる可能性があるものであり、恐ろしいほどに世の中で力を持っているものだからなのでしょう。






私が独立して、ひとりでやっていこうと思ったのは、
自分で「これでお客様、社会に還元出来た」と納得いくようなスタイルで仕事をするためです。



でも、もしかしたら、結局は今までと同じようなスタイルで仕事をしていくことになるかもしれません。

理由は、どこかで私の仕事を評価していただき、その評価に合わせた分のお金をいただかなければ、私は生活が出来なくなるからです。

今のFP業界は狭く、お客様が購入した金融商品の初期手数料や保有している間に差し引いている手数料がFPの一番の収入源になっているというのが現状ですので、もしFPとして右にならえで生きていくのであればこの道を避けて通れないのかもしれません。


だけど、すべての責任を自分で背負うことで 

いかようにも

お客様との関わりを作っていける、社会貢献が出来ると考えました。






とはいえ、私は

ファイナンシャルプランナーとして、生計を立てなければなりません。

何よりも私自身が どうやって生きているのか
そのすべてを、その方法をお客様や社会に示す必要があると思っています。

生計が崩壊しているFPの話ほど、説得力のないものはありませんからね・・・( ̄ー ̄;






このあたりの折り合いをつけながら、

でも決して妥協はしないお仕事スタイルを私は貫いていきます。



もっと新しい方法はないものか、

より自分を活かせる場所はないものかと日々求めながら過ごしていこうと思います!!

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