児童虐待の影に潜む夫婦問題

村越 真里子 4月30日
早い物で もう明日からは5月です。1年も 5ヶ月も過ぎあと一月で
折り返しです。嫌だな~ この時間の過ぎ行く早さが・・・・・

でも世間のニュースはそれ以上に 混雑し賑わっています。
特に豚インフルエンザは 鳥インフルエンザの時と違い
国境を越え不安と被害は広がりつつあります。
一日も早く 安心できるよう 私のような一般人は祈るしかありません。

そこで 私のような一般人でも 関われる事・・・・・
それは夫婦の問題です。
世界平和という大きな希望を叶えるにも 最初の平和は個人が作る物です。
そしてその次には 夫婦や家族、学校、地域、仕事場・・・・・と単位が
大きくなっていきますがとりあえず 一番小さな集合体として 私が
力添えできるのは 夫婦です。
ここに 息吹を掛け 何とか小さな幸せを作り出して行きたいと思います。

そこで 最近の痛ましい事件・・・・・そう児童虐待による殺人です。
私はテレビや新聞で 多くのニュースの中で こういった事件が
一番許せないし他人事ととは思えないのです。

それは幼い子供が世の中で一番信頼する自分の親に殺されるという
卑劣さにも涙がこぼれますが それ以上に 我が子に手を掛けるという
親には震えが出るほど許せません。
でも これは単純に親が悪いと言える問題ではない事は私は判っています。

私は児童虐待は 健全な夫婦には起きないと思っています。(当たり前ですが・・)

だから逆に夫婦が健全でないから 児童虐待が起きると思うのです。

児童虐待の本当の意味は 親の残虐性や無知以外に 夫婦関係のゆがみが
原因だと思います。

今日 4月30日、子供が冷蔵庫で死んでいるとの通報で捕まった母親は
夫と再婚したばかりで夫に嫌われたくなくて連れ子の我が子を虐待していたようです。

もう少し前のニュースでは 連れ子を内縁の夫に殺され奈良の墓地に埋めた事件です。
これも数年前に前夫と別れ 今の内縁の夫の連れ子と 自分の連れ子を育てていて
自分の子供を苛めることで 夫に愛されるよう望んだようです。

その母親の顔は 離婚前とは形相は変り鬼のようで 以前は身体はぽっちゃり
していたのに事件前には痩せ細り・・
この数年に何があったか 又は離婚理由が自分自身の浮気であったか知る由もありません。

しかし 前夫と離婚する時は 少なくとも幸せになろうと 希望はあったはずです。

でも 結果的に自分の子供をあやめてしまった事の原因。

ここは 「母」ではなく 「女」なんですね。
愛される為に母を棄て 女として生きた 「性」を感じずにいられません。

もし、私だったら・・・・もし、もう少し 母性が強かったら 
恐らく 私の子供を邪険にする男なんて 絶対に好きになりません。
例え最初は判らなくても 一緒に暮らして 私の子供を可愛がってくれない
男性なんて真っ平ごめんと 私だったら出て行くでしょうね。

でも この母親達は出て行かなかったのです。
それは 歪んだ「性」の他に 夫のDVが隠されているという事です。
上記の2つの事件に共通して言えることは DVがあったようです。
そこで妻も奴隷的な扱いの中で正常な判断が出来なくなったということのようです。

だから 世の中のDVで苦しむ妻たちに言います。(最近は夫がDV被害者と云うこともありますが)

自分の家庭にDVがあれば 家の中だけで悩まずに 絶対に外へ向けて相談して下さい。
自分1人で悩みを抱えていると 正常な判断すらも出来なくなり逃げ出す事も
出来なくなります。

どうか 子供を守ってください。
妻が夫の暴力に耐えていると 子供も脅かしに屈すれば 嵐は収まると
いうような図式が刷り込まれ子供の世代に連鎖します。

夫の暴力やモラルハラスメントから 子供を守った積りでも 子供は
「耐えれば越えられる」という抗体が出来てしまいます。 

妻が一番辛いとしたDVを子供が受け継ぐようになります。
苦しい家庭に育った子供が それを反面教師として 自分でいい家庭を
築けるかと言えばそんな強い子供も中には居ますが たいていは無意識の
内に 常識のネジがはずれた家庭になります。

どうか この連鎖のくさりを断ち切るべく耐えられない事は耐えなくても
いいのです。

どうか 猛獣のいる檻からは逃げ出してください。
努力なんてする必要はないのです。

お財布が無くても 着の身着のままで逃げても 何とかなる時代になりつつあります。
どうか 子供を殺すくらいなら裸で家を出る勇気くらい残していてください。

勇気を奮って、「逃げるが勝ち」です。

ま、私が1人で興奮しているこのコラムを読んで「やけに熱いな~」と
呆れている奥様が多い事の方が平和ですが・・・・。

では ゴールデンウィーク、皆様 仲良くお過ごし下さい。

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