人生に発生する役割
- 2009年10月24日(土) 16:18 JST
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人は生まれ、成長するにしたがい、その時々にこなす役割があります。
○子ども
→親との関係における自分です。乳幼児はこの役割が大部分です。
○学生
→学ぶという立場です。小中高大学生はもちろん、大人(職業人)
の習い事なども含まれます。
○職業人
→文字通り仕事をする立場です。バイトも職業人としての役割です。
○配偶者
→夫、妻としての役割です。
○家庭人
→親元を離れたところから始まる役割です。
○親
→子どもを持った時から始まる役割です。
○余暇を楽しむ人
→趣味やスポーツなど好きなことをして楽しむ時間です。
○市民
→社会を構成する一員として社会に貢献する、市民としての役割です。
以上は、キャリアの理論家である、ドナルド・E・スーパーが提唱した理論で
「ライフロール(キャリアの役割)」 というものです。
これは誰もが必ずこの役割を受け持ついうことはではありませんが、人によっては
いくつもの役割を同時期に持つことにもなります。
子供と学生 親と子供 市民と配偶者 など
つまり、役割は決して一つではないということです。もちろんその時に単独の
ものもあるかもしれませんが。
長い人生の中で、さまざまな役割を人はこなしていくことになります。
決して、今一時の意思決定において、その全てが決まるものでもありません。
その時々に悩み、考え、そして意思決定ができて行動をする。
その結果、いろんなことをこなしていけるのだろうと思います。
パソコンやロボットみたいな電子制御の機械は、誰かからその指示・命令を
インプットしてもらわなくては動くことができません。
対して人は、自分でいろんなことを考え、動くことができます。
だから、「悩む」 ことができるのです。
悩める生き物なのですから。