不妊治療・・・・

これからの日はいよいよ大晦日へ向けてカウントダウンが始まります。
皆さま、素敵なクリスマスを過ごされましたか?
さて、私がこの相談業をしていて「不妊治療」をされているご夫婦がとても多い事に気付かされます。
しかし、医療でもない私の所になぜこうし不妊治療をされている方が相談になられるかと言いますと、
不妊治療をされているご夫婦の間に浮気問題がとても多く起きるからです。
問題自身は全く別問題なのですが 妻の身体の方に原因があったり、年齢からくる事で妊娠しにくくなっている事で治療をされているのですがこうした場合、夫が他の女性と浮気に走る事が多々あるのは、夫の現実逃避かもしれません。
もちろん夫も子供は切に欲しいでしょうけれど、どうしても妻の要求が医療的な指示に聞こえて妻には「女性」を感じなくなってしまうからだと思います。
妻が真面目に不妊治療に取り組めば取り組むほど、夫に要求される物は「精子」になり、生殖の為のセックスになります。
男性は女性よりもオスという本能と性欲があります。
これは妻や女性が居る、いないに関わらず、もよおす物です。
しかしいくらこれがある程度定期的な排泄だとしても、プログラムになってしまっては意欲は湧かなくなるのです。
夫は妻が子供を求めている事もよく理解はしていますが義務になってしまうと、心も萎えるのでしょう。
そして奥様から非協力的な事を、責められるとますます逃げたくなります。
そこでそうした責任の発生しない所での浮気が始まってしまうわけです。
そして男性は動物的ではありながら意外とロマンチストです。
例えば一人エッチをする時でもDVDを見ながらというのは、ストーリーを求めるからなのです。
それは排泄という後味の悪さをカバーするかの様にアニマルな部分だからこそロマンが必要なのかもしれません。
これを不妊治療中となると、このロマンは無視されて、男を掻き立てる心の中身も無視されて「精子」だけの供給になります。
ここを妻が子供を欲しがれば欲しがるほど、妻へのお付き合いという他人事になります。
そこで逃げたり、拒否したりが始まると、妻は「何故?何故?私がこんなに真剣なのに判ってくれないの?」と
問いたくなるのですが 善悪で問われれば確かに良くないことは百も承知です。

また別にもう一段深刻なのは、セックスレスによる不妊です。
不妊治療をしたくても夫とセックスレスの場合は、治療も進みません。
そして妻も夫がメンタル的に欝であったり、ストレスからのED気味である場合、夫の心も大切にしなければならないので
妻が踏み込めませんし、積極的に治療というのも残酷な話です。
こうなれば夫が余程、治療という概念から取り組まない限り、お子様を授かるのは不可能という事になります。

でも私が時々相談されて困ってしまうのが、「似非ED」が原因でセックスレスになっている場合です。
この「似非ED」がある場合、たいてい外の女性とセックスをしているので妻までにはセックスが回ってこないという現象が起きます。
これを妻が見抜けない場合、(たいてい妻は見抜けませんが)夫の心のストレスにも配慮するので、夫を庇いドンドンセックスレスの状態が長くなり、子供を授かる事が不可能になるのです。
そうして何年か経った時には もう妻が妊娠を出来る時期を越えてしまっている・・・・なんて事は沢山在りました。
気付いた時には妊娠どころか他の女性へ夫を奪われるなんて事もよくあります。

私も赤ちゃんは大好きです。
産まれた瞬間は全ての苦労が消えて、幸せの絶頂です。
こうしたことの為に一生懸命不妊治療をなさっているご夫婦には頭が下がります。
是非とも早くベビーの誕生をお祈りしています。
しかしその反面、夫の浮気というセックスレスと似非EDでは不妊治療も進まないという残酷な事も沢山あるので
どうか夫がED気味やセックスレスを全く悩んでいる様子がない場合、少し角度を変えて観察してみてください。
なざなら男性にとっては死活問題であるEDを悩みもせず、改善しようともしないなんておかしいのです。
もしかしたら そこには浮気が潜んでいるかもしれません。
こうして不妊治療の原因がセックスレスにも関係する場合、少し疑いを持つこともありだと思います。

喧騒の後で こんなことを思ったクリスマスの夜でした。

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