人がストレスを感じるように、犬もまたストレスを感じます。
今日は、そもそもこの「ストレス」とはいったい何ぞや!?をテーマにしたいと思います。
簡単に言うと、ストレスとはストレッサーという刺激があり、このストレッサーによってストレス反応を引き起こします。
ストレッサーはどんなものがあるんでしょうか?
・物理的ストレッサー
(外界刺激からの刺激。タオルや服の感触や騒音、暑い寒いなど)
・生理的ストレッサー
(身体の痛み、炎症や風邪など、身体的に感じること)
・心理的ストレッサー
(怒りや不安、興奮など)
そして
ストレスには大きく分けて2種類あります。
・いいストレス
・悪いストレス
いいストレスとは人間でたとえると結婚式や楽しい旅行の前の緊張などです。犬でいうと、飼い主がフリスビーを投げてくれる前やご飯を前に飼い主の「食べて良いよ!」のサインを待っている状態。武者震いというものそうですね。
悪いストレスというのは精神的肉体的に苦痛や不安に感じるものがそうです。
瞬間的にすごくいいストレッサーでも、それが長引くといや~な気分になり悪いストレスにつながることがあります。 なにごとにも、「いい塩梅」が大切ですね。
ストレスは全部が悪いものではありません。
自己成長のためにもストレスを感じることはとても大切です。
では、何がいけないのか?文字通り「悪いストレス」がくせ者。
犬も人もストレッサーを完全に取り除いて生きることは到底不可能です。
そこの中で何が問題かというと、ストレスを長期にわたって感じ続けていることです。
これらが身体の調子を狂わせ、分離不安などの心理的問題を引き起こし、
犬の問題行動の原因になりうるのです!
犬のストレッサーとして考えられるのは
・欲求(または本能)が満たされない。
・飼い主から愛情がもらえない
・怪我や痛み、身体の不快感
が大きく上げられます。
遊びたいのに遊べない。食べ物が欲しい。うるさくて眠れない!
など原因はさまざま。人間にとっては「これこれこういう事情だから仕方がない」と思いがちですが、犬には人間の事情はわかりません。
そして、こういったストレスがかかり続けると、犬の行動にも変化が現れます。
・無駄吠えする
・むやみに身体のどこかを引っかく
・同じ行動をずっとする
・過剰に甘える
・わざと失敗する
・食欲がなくなる
・攻撃的になる
人間にもそんなことがありますよね?イライラしたり、ずっとタバコを吸い続けたり、爪を噛んだり、食欲がなくなる。犬もまた習性は違えども、人
間と同じ生き物です。つらいときは必ず人間にもキャッチできるサインが発せられています。
ストレスの原因を取り除くのが一番ですが、それが出来ないときは、人間がジェットコースターで大声を出して嫌な気分を発散するように、犬も外で思いっきり遊ばせてあげましょう。
そして、なにより飼い主の愛情を十分に注いであげましょう!
ストレス解消のキーは「愛情」にあります。
つらいときそっと背中を撫でて抱きしめてくれた手の暖かさ。
「愛されてる」「必要とされている」と感じる安堵感と充足感。
あなたもきっとそんな経験があるのではないでしょうか?
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Fys with Dogs
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