お仕事メンタルトレーナーの川崎です。
今日は変なタイトルですが、
こんな風に生きれば楽ですよという例えで書いてみました。
誰かに自分のことを分かってもらいたい。とか
みんなからよく思われたい。なんていう欲求を持ったことはありますか?
こういう欲求がある時
大好きな人に認められないとき、
上司から褒められないとき、存在を認められないとき、
後輩や部下から尊敬されないときなどに
不安になったり怒りという感情が表に出てきたりすると思います。
そんなときどんな対処をしていますか?
認めてもらえるまでアピールを続けますか?
それともどうせ自分なんて・・・と諦めますか?
好みとめてもらいたい、分かってもらいたいという気持ちの奥に
どのような感情が存在するでしょう?
私の場合、自分にとって何らかのメリットがあり
期待に似た感情を持っていることが多いように思います。
これまでその期待が強すぎるため、
その期待を失ってしまうことを怖れて
どうにかしてでも
人に分かってもらうことにエネルギーを注ぎがちになりました。
意識していないかもしれませんが
「わかって~!!」と願う力はエネルギー消費が高く、
そんな行動をしているときは、
あんがい自分らしさ失っています。
皆さんはどうですか??
ここからは私なりに解決した対処法をおすそ分けします
ここからタイトルの部分に入りますが、
仮に、あなたは地球に降り立った「宇宙人」だとします。
目的は地球人の生態調査と仲間作りです。
その目的のために、
「実は僕は宇宙人なんだよ。
あんなこともこんなこともできるよ。
とてもすごいんだよ、能力も高いんだよ。」
こんな風に言いながら人間と接し
「僕のことわかってください。お友達として認めてください。
僕の能力を使ってください。」といっても
たぶん伝わらないし、信じてももらえない。
もっと言えば関わりを持ちたくないと思われます。
なぜなら、一方的な感じがするからです。
それをどうしてもわかってもらおうとすればするほど
すごくエネルギーを使い、気持ちが満たされないまま
嫌な気持ちを持ち続けます。
「自分が宇宙人だと言うことをわかって!!」
と相手に理解してもらおうとする行動を取り続ける限り
逆に人には理解されないような気がします。
・・・。
皆さんはもちろん人間ですが、
自分のことを人にわかってもらうために
この宇宙人と同じような行動を取っていませんか?
その結果、「だれも自分の事を分かってくれない・・・」と
存在価値をなくしてしまっていませんか?
人に理解してもらうことは
すごくエネルギーが要ることだし
空回りをすることにも繋がることを
感覚として捉えていただければ幸いです。
それでは、どうするか??
答えはひとつ。
再び宇宙人の例えを使いますが、
自分が宇宙人だということは事実で隠しようがないので
きちんとそのことだけは認めておく。
まずはその前に、地球人の事をなんの知る努力をしましょう。
相手のことを知る前に自分ばっかり分かってもらおうなんて
虫が良すぎると思います。
まずは地球人がどんな生態をしているのか
どんなことに興味があるのか
伝えるより、聴くことです。
人に分かってもらう前に
相手を知る努力をしましょう。
相手が自分の事を聞いてもらえたと思えば
自然にあなたに興味を持ち始めます。
そのときに初めてあなたのことを伝えればいいのではないでしょうか?
あなたが「宇宙人」だということは事実です。
しかし人に自分のことを宇宙人だと伝えても
伝えられた人にはメリットなんてなく
宇宙人であることを伝えたいと思ったあなたの
自己満足でしかないんだから、
改めて人には言わないほうがいいのです。
自分で自分のことを認めていて
聞かれたときに伝えられる準備をしていればいいかもしれませんね。
「わかって~~」ってエネルギーを注ぐより
相手を知ろうとするほうがエネルギーは優しいのです。
分かってもらう前に
分かってあげる。
一度このことを意識してはいかがですか?