人間の感情は嘘をつかない
- 2010年5月28日(金) 15:16 JST
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- 投稿者:
- ゲストユーザー
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人は何故悩むのか。
簡単に言えば、理想や期待通りの結果を得ることができない、
そんな時に必ず何かを感じます、思います。
それが悩みや、不安というものになります。
そして更にその感じたことから、また新たな感情や思いがでてきてしまいます。
その新たな感情は、当初の悩みの原因とは、本来は無関係なのですが・・・
面白いですね、人間って。
思い、感情、そしてその変化から新たな感情、これす全て自分一人の中で
発生し、変化しているんです。
でも、そんな変幻自在な感情や思いを持っているのは自分ですが、
そんな自分を見て、自分を非難・否定する人が少なくありません。
何故?
そんな思いや感情を抱いてはいけない、更にそんな人間は最低・・・・と。
果たしてそうなんでしょうか。
人間は感情の動物です。
そして、何を思うのか、どんな感情になるのか、それは千差万別ですね。
換言すれば、それぞれの勝手であり、その人の特徴であり、その人の人間らしさ
なんです。
そんな自分を何故否定し、蔑むのでしょうか、誰がそうしろと言っているのでしょう。
それは、もう一つの自分が持っている理性なるもの。
これは生まれ持ったものではなく、いわゆる社会生活の中で成長、育まれたもの。
つまり、自分達の本質ではないと言ってもよいかもしれませんが、
そんな本質でないものを使って、本当の自分を否定する、蔑む、
あるいは、人と比べてその違いを悔いる。
自分の中で生まれる感情・気持を何故もっと尊重してあげないのか、認めて
あげないのか。
社会への反適合や、逸脱を推奨するものではありません。
むしろ、自分の本来の感情や思考性を正しく理解することで、
より望ましい適合性や成長を望む可能性が出てくるのではないのか、
と思うのです。