受け取りを感謝してみる

  • 2010年6月 9日(水) 01:18 JST
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心理トレーナーの川崎です。


みなさんは「ありがとう」という気持ちで毎日を過ごしていますか?

私の経験ですが昔から
「ありがとう」は、とても大切な言葉だと思っていたから
意識的に言おうと思っていた時期がありましたが
習慣にならなかったことがあります。

もちろん今は言えているのですが。
どういう心の変化があったんだろうと思いながら
根っこを探ってみました。

分かったことは、
どうやら「ありがとう」って言葉が出る源泉は
嬉しくて仕方がないと思う気持ちなのかも知れないことです。


これまで当たり前のように思っていた気持ち。

・何かをすれば相手から感謝をされる。
・何かをすれば見返りが戻ってくる。
あたり前が前提で物事を進めていたように思っています。


当たり前と思っているから、
その通りにならないと感情が揺れていたようにも思うのです。


最近の気持ちの変化は、何かをするということは、
その何かを受け取ってくれる相手がいるからこそ
出来る事だと思えるようになったことです。


相手に何かしたいという気持ちが発生したとして
その気持ちを叶えるために行動を起こします。


それを相手が受け取ってくれただけで、
自分の何かしたいと思った感情は満たされて
喜びに変わっていきます。

ここに発生する言葉が「ありがとう」なんだろうと思えるようになりました。


さらに、この満たされた気持ちに加え
相手から喜んで頂いたら
喜びの相乗効果となって、さらに嬉しくなってしまいます。

送ったのはこちらかもしれないけど
それ以上のものを頂いた気持ちになるのです。


そんなことを思うと、
何かをしたと思うのではなく、
何かをさせてもらえた。


与えたのではなく、
受け取ってもらえた。


メールを送ったではなく
メールを見てもらえた。


電話をかけたのではなく
声を聞かせてもらえた。


話を聴いてあげたではなく
話を聴かせて頂いた。


すべて自分の行為は相手がいてこそ、
相手視点で考えると、
すごく満たされた気持ちになれると思いませんか?



感謝の言葉は、謙虚からって思っていますが
謙虚であるためには、
すべて「頂いている」という思いが
とても大切なんじゃないかと思います。


そういう頂いているという思いが感謝を生み続け、
満ち溢れた気持ちになり
たくさんの人に伝わり続けると思います。


自分がいただくためには
まず「感謝」という気持ちを大切にされるといいかもしれませんね。


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