借金は、他人事ではありません。
たくさんの借金を抱えてしまった方は、
決してはじめから多額の借入をしたわけではなく、
「自分は返済出来る」「このくらいの金額なら大丈夫」と
少額の借金が発端となっているケースが多々あります。
あなたのお財布に入っているクレジットカード。
一括払いで支払いに使っていても、それは”借金”の一種です。
日常生活において、”借金”は数多くのシーンで利用されている決済方法です。
明日から、改正貸金業法が完全施行されます。
専業主婦が借りられなくなるとか、
中小企業が資金繰りに困ることになり、景気にも悪影響があるとか、
色々な報道がなされていますが、
どれも、”今後の改善策”を提示しきれていないものばかりで、もどかしく感じます。
今こそ、私たちは基本に立ち戻ることが大切だと思いませんか?
そう、「収入・貯金の範囲内で生活をしていく」ということ。
その意識を、各家庭でしっかりと共有し、実践していくこと。
借りたお金で生計を立てるというアイディアの前に、思い出して欲しいのです。
もし、不景気のあおりを受けたり、何らかの事情で収入が少ない場合は、
社会福祉資金貸付制度などの公的支援もあります。
どうか、お金を消費者金融などから借りる前に、まずは他の手段を考えてみてください。
もし、お金をすでに借りていて、返せない場合は、
ひとりで悩まずに、相談窓口を活用しましょう。
無料で相談に乗ってくれるところはたくさんあります。
このブログをご覧くださった方は、もちろん私にお声かけいただいても構いません。
出来る限り、お力になります。
改正貸金業法は、多重債務者を日本から減らすということを一番に考えて作られたと思います。
それは同時に、世の中・企業のお金めぐりが健全になっていくことも意味します。
ただ、法律が変わるだけでは、意味がありません。
私たちはどう暮らしていけば収入内で幸せに生活が出来るか。
どんな家計管理をしていけば、安心して日々を送れるか。
この機会に、ご家族やご友人と話し合ってみるのも、いいと思います
※鉢須へのお問い合せ・ご相談はコチラ からお願いいたします。