●なぜ失敗して生き方を 変えられるようになったのか

●なぜ失敗して生き方を
変えられるようになったのか



30才で再建社長になる前は
大きな失敗はなかった。

失敗して落胆したり
傷ついたりするのが怖くて
挑戦をしなかったからだ。

再建社長になって否応なしに
日々決断を迫られることになったが
負け組感覚は加速していった。

失敗する→あれこれ考える
→あきらめる→気分が滅入る
→毎晩深夜まで飲み屋街を徘徊する
→体も心も疲れる→失敗する

そんなことを
延々と繰り返して行った。

3年近くそんなグダグダした
生活が続いた。

当たり前のように
再建会社は消滅した。

◎失敗しても何回でも
 再挑戦していいんだと気がついたから

あまりに多くの
失敗を重ねてきたから
失敗の免疫が
出来たからなのだろうか?

いやそうではなかった。

あまりの失敗の多さに
簡単には成功するのは無理だろうと
観念したからだ。

自分の経営能力は
自分が思っていたそれよりも
かなり低かった。

再建社長の10年間で
それは骨身に沁みて感じた。

自分でも納得した現実だった。

だから失敗することは
いまさら大したことではない。

成功すれば
それこそ宝くじに
当たったようなものだから
誠におめでたいハナシだ。

そう考えて気楽に何度でも
再挑戦できるようになってきた。

失敗する→軽く挑戦してみる
→失敗する→あぁまた失敗しちゃったと思う
→また軽く挑戦してみる

その内にほんの小さい
それこそ米粒のような小さい
成功体験に巡り合あった。

いままでは打席に入っても
三振を繰り返していた私が
少しファールチップで
バットにかするようになってきた。

いまもって自分の人生で
記憶に残るような
華々しい成果はまるでない。

しかしめげずに
何回でもリベンジする。

やらなければ、挑戦しなければ
行動しなければ
成功のチャンスは100%ない。

宝くじだって買わなければ
当たるチャンスは1%もない。

失敗を重ねて
何と駄目な人間だろうと
思い悩み
のた打ち回った人生だったが

駄目だったのは
自分自身ではなくて
その生き方、考え方だった。

私の人生はいまのところ
1勝99敗だけど
2勝目にいつ巡り合えのだろうか

いまそれを楽しみに
懲りずに人生にリベンジしている・・・

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