生活と健康

  • 2010年8月 2日(月) 12:11 JST
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連日の猛暑日が続いております。体調管理の大変な時ですが無事にこの夏を乗り越えましょう。

気学において、病や災難に合うのは、尅気の作用と考えています。

尅気の悪気が、家相・方位・相性・地相等の影響から生じて、病や災難を起こすと言うことです。尅気(悪気)の反対にあるのを祐気(良気)と言い、毎月各星ごとに当ホームページで発表しております。

知らず知らずの内に尅気を犯していることが多々あり、その為に「祐気とり」を薦めております。

尅気は家相の吉凶から生じる場合は家族全体の要因として顕現します。地相は一族全体の吉凶作用となり方位や相性は個人の範囲となります。災難の多くは方位現象が強く反映されることが多く、病気は家相の影響が強く反映されて顕現すると考えているのです。

災難はこちら側が注意しても相手側の過失と言うことがありますが、病気は自らの側に原因の主たる元があるのです。

病気は尅気の悪気の作用とはいえ、避ける努力をする意欲があれば、大難が小難へ、そして無難へと避ける事が出来ます。この努力を「養生」と言います。

普段、自分では別に悪い行いもしていないのに災難に遭う訳です。盗難・火難・水難・病気と短期間に続くと、大抵の人はひどく心が動揺することになります。

神様は私たちに大きな試練を与えることがあり、必ずしもやさしい慈悲の心や愛を示すとは限らないのです。

気学では自然の法則に従がわないために災難が生じると言うのですが、ある程度、人為的な努力で改善出来ると考えるのが「養生訓」であります。

旺盛な食欲に対しては、胃病でその非を悟らせ、気候の変動を無視したりして寝相が悪ければ風邪によって注意を呼び起こさせます。

災難もこの例にもれないことがあります。天の怒りによる天変地異による災害も、どこか人間のぬかりがあることを知らしめる一面があり、慢心やおごりが生じ、謙虚さを忘れた頃に起き易い所から寺田寅彦博士が「天災は忘れた頃にやって来る」と警鐘したのです。心を亡くすと書くと「忘れる」と言う字になります。

健康になれる10ヶ条(横井也有の養生訓より)

①少肉多菜(少しの肉を食べ、多くの野菜を食べる)

②少塩多酢(塩は少なく酢を中心にした味付けや酢を飲む)

③少糖多果(糖分は少なく、果実類を多く取る)

④少食多齟(腹八分目にして、よく噛んで食べる)

⑤少衣多浴(軽い服装を心掛け、よく風呂に入る)

⑥少車多歩(車に乗るよりも、よく歩くこと。一日一万歩を心掛ける)

⑦少煩多眠(小さな事にクヨクヨせずに良く寝ること)

⑧少怒多笑(怒ることを控え笑うことを常に心掛ける)

⑨少言多行(口先よりもまず実行する。行動で示す)

⑩少欲多施(欲張らずに、多くの人に施す心掛けで行動する)

「祐気とり」による病気等の改善はあくまで、外から内へと回復を促する実践努力であります。それに対して養生訓は内面から実践努力で健康を維持して行く実行であります。



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