●失敗を重ねたのに なぜ考え方がぶれなくなったのか
- 2010年10月14日(木) 06:00 JST
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- 投稿者:
- 今瀬 ヤスオ
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●失敗を重ねたのに
なぜ考え方がぶれなくなったのか
父や同族の幹部が不正な取引きに
手を出した事が
会社が負債30億で倒産した
直接の原因だった。
しかしその後に再建社長で
迷路に自分から入り込んでしまったのは
私自身の考え方の間違いに
よるものも大きかった。
不正な取引に
自分自身が直接加担していたわけではない。
しかし自分の立場ばかり擁護して
他者を責めてばかりいた。
そのツケが
やがて廻って来る事になった。
◎自分や自分の周りに起こった事は
自分にも責任があることに気づいたから
思いもかけず再建社長の
指名を受けて呟いた。
「あぁ体を張ってでも不正な取引きを
止めさせておけばよかった」
事が起きてしまってからでは
何を言ってももう遅い。
それからの10年間は
七転八倒の苦しみを味わうことになった。
失敗をした時には
相手が悪い場合もある。
周りが悪い場合もある。
しかし自分以外に
多くの失敗の原因があるからといって
なぜわからないんだ!
なぜ理解してくれないんだ!
と相手に幾ら訴えても
それを変えていくのは
容易なことではない。
だからまず失敗した原因の究明は
まず自分の責任から考えることにした。
失敗したことを改善していくのには
人に求めるより自分が変わる方が
ずっと簡単に出来ることがわかった。
失敗をしたから
気がつくことが出来た
自分の生き方だった。
そこが自分が生きていく為の
ぶれない軸になっている。