●私の仕事と生きがい

●私の仕事と生きがい



思えば
倒産した父の会社の
再建社長になった時の私は
使命感に燃えていた。

社員の為に、債権者の為に
身を粉にして働いた。

しかしなぜか心の内は
全く満たされていなかった。

真面目に働いていて
ある日突然会社に裏切られた社員は
また同じ目に会うのではないかと
疑心暗鬼な気持が消えなかった。

真面目な取引きをしていた
仕入先もその想いは同じだった。

再建社長として幾ら私が
努力をしても

その人達の心を幸せにする事には
繋がらなかった。


◎他の人を幸せにする手伝いをする事は
 自分に生きる力を与えてくれた。

貴方のお仕事は?と聞かれて
記帳代行から人生・コーチングまでと答えると
ほとんどは怪訝な顔をされる。

もっとも自分でもどこからどこまでが
仕事なのか境目がついているわけではない。

個人事業主の記帳代行は
その特殊性がゆえに

小さな会社でも
お客様の役に立つ仕事は出来る。

こうしたら
必ず失敗するということは
自分の人生で
体に刻み付けられている。


だから人生コーチングは
同じ徹を踏まないように
アドバイスをする事ができる。

そして以前とは
比べ物に成らないほど

自分では
手応えもあるし喜びもある。




振り返ってみると仕事は
何かの為に、誰かの為に
役に立つという事が必要なんだと思う。

そして終生その形を
追い求める事になるのかもしれない。

いま若者の就職は超氷河期で
ニートやフリターになる
事情がわからないではない。

しかし
諦めないで努力はして欲しい。

私の様に遅すぎた気づきでも
働く事で生きる喜びを
味わう事が出来るのだから・・・

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