●私が自分に嘘を付くのを止めたのは
- 2010年12月24日(金) 00:05 JST
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- 投稿者:
- 今瀬 ヤスオ
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●私が自分に嘘を付くのを止めたのは
再建社長時代は厭な事も多く
辛い事ばかりだった。
その中でも
一番辛かったことは
正直にに自分を
見つめるという作業だった。
あんな理由が
あったからなんだと
こんな理由が
あったからなんだと
他人に
言うのは簡単だ。
しかし自分のことは
自分が一番良くわかっている。
怖かった。
数字の上では
全く可能性のない
再建計画だと
認めることが恐ろしかった。
敗者の運命を背負って
敗者の人生を生きるのが
怖かった。
自分のせいで
妻や子供達は敗者の人生を送る事に
なるのではないかとと怯えていた。
◎自分が正しいという事に
拘わっていた間違いに気づいたから
自分が正しい事を
周りは認めるべきだ。
自分がやってきたことは
評価されて当然だ
そうなれば自分は
十分に力を発揮できる。
失敗人生を認めさえしなければ
何とかうまくやっていける。
しかしそんなことは
全てまやかしだと認めた。
怯えているのを認めた。
本当は意気地のない性格だと認めた。
こんな酷い状態に陥ったのは
偶然なんかではなく
自分にも相応の原因が
あるのを認めた。
自分の生き方が
間違っていた事を認めた。
それで問題点がはっきりした。
今までの人生で
自分がやってきたことが正しいと
確信していても
結果がうまく行ってなければ
やり方を変えて、生き方を変えれば
いいんだと気がついた。
生まれて初めて100%
言い訳をするのを止めた。
変化を起こすか自滅するか
どちらかの道を選ばなければ
ならなくなった。
「自分は変われるんだ」
生まれてはじめての気づきだった。
自分が変わることに
年齢なんか関係ないんだと
いうことがわかった・・・