メールの同報通信で気を付けること

現場で使えるビジネス文章術48++ -その34-
メールの同報通信で気を付けること

仲良しや同志と情報交換するときに送る当人にとってはまったく気にもならないことで、受け取る側の人が不便に思っていることがあります。

あて先リストです。
gmailというメールシステムを使っている人で先日、こんな質問を受けました。
「野見山さん、このメールなんだけどね、あて先が10何人もいるので中々メールを読めないのよ」

読めないというのは、あて先のメールアドレスがじゅんじゅんと表示され、画面をスクロールしないと、本文が表示されないのでした。

ぼくもgmailを使っていますが、そんなことはありません。よくよく見ると簡易表示にしていると、あて先も一覧されてしまうのでした。
メールソフトによって、メールのデータをどう表示するのかはそれぞれです。
gmailの簡易表示では、メールソースを極力加工せず[垂れ流し]状態で表示することで、画面表示を高速化しているのかも知れません。

また あて先やCC欄というのは、受信者全員が確認できるモノです。
メールアドレスを伝えてない人にメールアドレスが伝わる可能性もあるわけです。

というようなことを避けるためには、
大勢の人に送るには、メーリングリストサービスを使うか、BCCに送信者を記載する(この場合は自分のアドレスをあて先に入力)ということがマナーとなります。

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