うつ病と冷え
- 2011年2月14日(月) 12:10 JST
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- 投稿者:
- 鈴木 直人
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最近、寒いですね。今年は雪も多いですし。
冬だからしょうがないといったらしょうがないですが…。
さて、この時期に気を付けたいので「冷え」です。
冷えは万病のもとというように、冷えはあらゆる病気を作ります。
何故、冷えは色々な病気を作るのでしょうか?
それは、冷えは自律神経失調症の一つの症状だからです。
自律神経は、血管の太さをコントロールしています。
ストレスなどで交感神経が働くと、血管が細くなり冷えが起こります。
過剰のストレスは冷えを酷くさせてしまいます。
またその逆に、冷えで血管が細くなると、交感神経が働いてストレスを感じてしまうのです。冷えが強いと、体は知らず知らずに大きなストレスを感じています。
うつ病の原因はストレスですから、冷えが起きているときはうつ病にもなりやすい体になるのです。
実際に多くのうつ病の方は、体が冷えています。
さて、話は変わりますが、冷えの対策をする方で、たまにこんな方がいます。
「体を甘やかしてはいけないので、なるべく体を温めないようにしています」
気持ちは分かりますが、きっとこういう方は頑張り屋さんなのでしょう。
しかし冷えは「体が熱を産めない状態」なのです。
ですから甘やかそうと厳しくしようと「熱が産めない」のです。
熱が産めない時は、外から熱を入れないと、体はどんどん冷えてしまいます。
ですからカイロでも足湯でもマフラーでも腹巻でも、
ドンドン熱を体に入れてください。
すると体が熱を産める体に変化してきますよ。
特に自律神経失調症やうつ病の方は、お腹・手足・おしりの真ん中(仙骨)・首を温めてくださいね。
副交感神経が働き、リラックスもしやすくなります。
ちなみに、いくら来ても体が冷える方は熱が産めない体です。
手袋、マフラー、レッグウォーマー、腹巻、サポーター、
これらは、熱が産める体に覆いかぶさることで、熱を逃さないようにしています。
その結果あったかくなります。
ですから、熱が産めない体の人は、いくら着ても体は温まりません。
そですから、カイロや足湯、お風呂など、外から体に熱を入れてください。