不安はラッキーなもの

  • 2011年2月16日(水) 17:14 JST
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心理トレーナーの川崎です。いつも有難うございます。

本日は不安についてのお話です。

むかし働いていた職場で辞めるという言葉を口に出すときは
不安な気持ちも多かった。

その後、不安はどうなったのかというと
形を変えながら存在しているように思います。

不安っていったいなんなんでしょう??
私が思うに、不安とは、
何かを失うかもしれない怖れから発生するもの。
究極に言えば命を失うかもしれない、
そんな怖れに対する防御反応。
つまり
不安は自分を守ってくれているありがたい感情ではないかと思います。

たとえで言うと、
すごくやりたいこと達成したいと思う何かがあって
その時発生したのがワクワクな感情だとしたら、
同時に思いが強すぎて不安も起こる事があります。
マリッジブルーなどがその典型的なものですよね。

もう一度書くと、不安が起こるということは、
そこに失いたくない何かがあるということで
不安の視点を変えると
失いたくないほど、自分は何を大切にしているのか、
失いたくないほど、自分が何に対して執着しているのか
といった、不安の発生した本質を見ることができるのです。

そんな不安を感じたくなければ何もしないこと。

日々、無気力で、何に対しても干渉せず
どんなことにも流され続けている状態でいい。

俗に言うニートと呼ばれる人。
しかし
もし彼らに不安な気持ちがあるとき、それは変化や成長の兆しに違いありません。

もしかしたら
楽でダラダラしている生活を失うかもしれない怖れ。
見つめてみるとこんな感覚になるかもしれない。
なかにはこんな擬似ニートもいるでしょう。

何か一歩踏み出そうとするとき必ず起こる不安。
きっとこんな感覚は、体験したことがないから起こるだけ
だから不安ってとってもいいものなんですよ。

不安と出会っときに
その不安の源泉が何なのかを大切にできれば、
日々不安と共にいながら楽しみ成長していけると思います。

だからこそ最初は不安で始めたものが、
<のどもと過ぎれば>のように、
当たり前になってしまわないように、
<初心忘れず>という言葉も大切にしていきたいです。

どんなことも最初は不安からスタートしたんだから。

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