未来に意識を向ける
- 2011年5月 1日(日) 11:29 JST
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- 投稿者:
- 川崎 信明
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心理トレーナーの川崎です。
本日のコラムは、日常意識を変えるだけで
楽になれるお話です。
人の為に行動していると言いながら
どこかで目先の為に行動していませんか??
チェックするキーワードは、「●●してあげたのに・・・」です。
目先のためとか自分のために何か動くと
とても視野が狭くなるし、
ついつい見返りを期待してしまったりすることがあります。
見返りを期待すると疲れますよね?
そんな時、うちの父親の自然な振る舞いは参考になっているので
伝えたいと思います。
普段から世話好きで、よく動き回っているのですが、
人から目先のお返しをして欲しいと思って動いているわけではないんだそうです。
感覚は、私や家族、そして周りにいる人たちが
良くしてもらえればいいという思いなんだそうです。
これはうちの祖父もそうだった気がします。
それは10年以上も前に営業をしていたとき
父の実家周辺をまわっていたとき、
「へいぞう(祖父の名前)さん所の孫か」といわれ、
全く知らない人によくしてもらったこと覚えています。
祖父が死んで30年以上。
一度も見たことがなかった祖父の愛を
亡くなった今も与えてもらっていることを感じたものです。
父親なの話に戻りますが、もしかしたら今から100年後に
「川崎さんところの子孫かね
私ところはあなたのところに良くしてもらったんだよ」
な~んていう言葉を遠い未来語られることを
妄想しているのかもしれません。
長期的視野でいると気持ちが楽になる。
なんとなくですが、自分のためじゃなく、
未来で生きる自分の大切な人のことを考えながら
生き行動することは、
とても優しい気持ちになれることではないでしょうか?
私がいつも大切にしている考え方があります
すべてのものは、過去からの預かり物であり
これから未来に引き継ぐものである。
今この時代に、存在している私たちは
きっと私たちにしかできない何かがあると決められたから
今の時代に存在していると思っています。
これから100年1000年先の人たちに
あのときのあの時代の人のおかげだね。
なんて言われる引き継ぎ方を意識していたいものですね。