虐待
- 2012年5月14日(月) 18:35 JST
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- 投稿者:
- 斎藤 宏幸
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子供の頃に親から虐待を受けた人はたくさんいますが、なぜ親は子供を虐待するのでしょうか?
「親は殴りたくなったら子供を殴る権利がある」
と主張する親もいます。
しかし、子供はサンドバックではありません。
チョットした態度や言葉使いが気に入らないといい、親に殴られる子供。
そのように育てられた子供の心はどうなるでしょうか?
親を恨むでしょう。
反抗しだすかもしれません。
そして、その子供がやがて大人になり、自分の子供を持つようになると、親から受けた暴力を自分の子供にするようになります。
物理的な暴力は分かりやすいですが、精神的な暴力
はわかりずらいです。
それは、愛情という名の暴力だからです。
たとえば、子供の成績は悪かったとします。
親はその成績表と見てがっくり肩を落として落ち込みます。ため息をついてから、ガミガミ怒ります。
子供は、すでに自分の成績を見て落ち込んでいます。
そして、その成績表を親にみせて、がっかりした親の姿をみて、再度落ち込みます。
子供のこころに何が起きているかというと、劣等感が植え付けられるのです。
これは、分かりずらいですが、精神的な暴力です。
そして、自分の子供にもこのような態度で接してしまい、知らず知らずのうちに、また劣等感を植え付けてしまいます。
このような劣等感は、親子代々受け継がれるのです。
子供の成績が悪いからといって、がっくり落ち込むのはやめましょう。
そうすれば、子供に劣等感を植え付けずにすみます。
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