「こんなことになって情けない。」
「自分はどうしようもない人間だ。」
「何をやってもうまくいかない。」
「どうせ私はダメなんだ。」
相談に訪れる多くの方がそんな言葉を口にします。
例えば、目的と反対方向の電車に乗ってしまったら、次の停車駅で降りて逆方向の電車に乗れば目的地へ辿り着きます。
それと同じで、間違いや失敗があったら、別の方法を選べばいいだけのはず。
責めるだけでは前へ進めません。
20世紀最大の物理学者アルベルト・アインシュタインは
『なぜ自分を責めるんだ。必要なときに、他人が責めてくれるじゃないか。』
と言っています。
「確かに…。」と妙に納得したのは私だけでしょうか?
大人になると褒めてくれる人は少なくなります。
仕事の精度をあげる為に注意・指摘をされることも多いでしょう。
毎日ダメだしばかりでは気持ちも滅入ってしまします。
失敗しても、「ドンマイ!ドンマイ!次行くよ!」と、高校野球のように球場いっぱいに響き渡る声援をしてくれる人はいないものだろうか…?
家族や友人なのかもしれませんが、批判される時だってあります。
「自分の応援団はどこにいるんだろう?」
唯一自分の思い通りに動かせる自分自身が、一番の味方です。
しかし、この一番の味方を『敵』に育ててしまうと、どんどん苦しくなってしまいます。
もし、そんな癖がついてしまっていても、「私は価値のある人間です。私は私であっていい。」と宣言することから始め、意識して自分自身を優しく励まし、かわいがることで少しずつ味方になっていきます。
時には「良く頑張ったね。」と自分を抱きしめてあげましょう。
「そうはいっても、どうしても自分を責めてしまう…。」
そんな方は、対面カウンセリングをお勧めします。
カウンセリングでうまくいかなかったら、カウンセラーと相性が悪いと思いましょう。
あなたが悪い訳ではありません。
自分を味方につけるだけで人は幸せをつかむ事が出来るようになります。
自分の最大の応援団…あなたも、自分の中の自分を味方につけるところから初めてみませんか?
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