大事な話をする事の工夫(夫婦コミュニケーションの話)

 

 

コミュニケーションと書くと やや硬い感じがしますが、これは簡単に考えると相手が乗って来やすい話とは何かと知っておくことが大事だと思います。
よく妻は夫が妻の話を聞いてくれないとか、話し合いを避けるという事を言われるのですが、日頃どういう事を話していますか?と聞くと 今度子供の幼稚園での行事に誘ったら夫が嫌な顔をしたとか 近所の子供と喧嘩をしたとか、ご主人からすると それってテーブルに着いて話をすること?という事になります。
妻の気にする生活範囲と 夫の関心のある生活範囲が違う場合 それを聞いてほしかったら どうしても 改めて話を・・・というスタンスで テーブルに着いてと身構えてしまうので、つい口調は 日頃から夫が話を聞いてくれないという不満を抱えたままで、口火を切ります。
そうなると 普通に話をすればいいのに どうしても「あなたが話を聞いてくれないからこんなにギリギリになってしまった」と言う不満が枕詞のように 言葉の前に表れてしまいます。

これでは夫側も今からどんな愚痴を聞かされるのか、という身構えが始まり これを話し合いを呼べるかと言う事です。
つまり話し合いやコミュニケーションとは 口ばかりで 本当は 不平や不満の爆発のようになります。こうなると益々男性は話と聞いただけで逃げ腰になるのは当然です。
確かに夫は毎日帰りも遅いし、休みはゴロゴロしているでしょう。
何か相談したくてもすれ違いばかりで、やっと捕まった時にはタイムリミットで・・・となるとつい 文句を言いたくなることは解りますが 男性に取ればそういう事は話し合いとかコミュニケーションとは捉えてないのです。
もっと言えば そういう話し合いを必要としていないです。
それなら尚更 そういう大事な話をする事の工夫をしなくては 食いついてこないという事です。

何も夫のご機嫌を取れと言うのではないのです。
でも 夫が話に乗って来ないと嘆いているなら 乗ってくる手段を考えた方が 余程か建設的です。
つまり妻の考えるコミュニケーションと夫の考えるコミュニケーションは全く別だという事を知って欲しいのです。
では夫のコミュニケーションとは何か、と言うと夫のちょっとした言葉に相槌を打つと言うくらいです。例えば夫がちょっと仕事や会社の愚痴をいったとしたら そこを正論で返せばいいという訳ではありません。
家事をしながらでも 台所で食器を洗いながら 背中を向けながらでも 「そうなんだ~」という相槌だけでもいいのです。そこでは決して妻の意見などは求めてはいないのです。
これが良いとか、悪いと言う話ではなく男性とは概ねそういう物だと思います。
もちろんざっくりした一般論ですが・・・・・。

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