浮気問題と修復問題とは別の物(修復の話)

 

 

これは普通の夫婦関係がボタンの掛け違いなどでこじれて行ったという事への修復の話ではありません。あくまでも浮気が過去や現在にありその上で夫婦がどう修復していくかという事がテーマにあります。
この場合、どなたも浮気を終わらせる事と 修復とが同時に行われると勘違いしていると言えます。
ここをしっかり理解して頂きたいのですが、浮気問題と修復問題とは別の物です。
と、言うか 浮気問題が型が付かないと修復に入れないという鉄則があるのですが よく人が勘違いするのは 「夫が(妻が)浮気をしたのは自分にも責任があるから 浮気問題は別として修復をしたい」という事を言われます。
確かに お互いに悪い事はあるでしょう。
でもそれは浮気を助長した理由ではあるでしょうけれど、だからと言って現段階で浮気が継続された状態では 夫婦の修復はあり得ません。
お互いの間違っていたことなどは お互いが夫婦の修復に取り組もうとなった時に 何処が間違っていたかの反省はお互いがするべきですが 浮気の火消もしないまま、修復をするというのはある意味、本当の意味で自分の悪い部分を見たくないという心理が働いています。

例えば例を挙げれば 夫がお酒を飲みに行って、そこのお店の女性に心惹かれて浮気をしたとして そもそも、お小遣いの使い道に不満を言っていた妻がいたとして ならばお小遣いを沢山あげると夫婦仲が良くなるという事ではありません。
本当の原因は恐らく 夫がお酒を飲みに行く段階でお小遣いはオーバーしているので その延長線で浮気があるので、そのお小遣いをベースアップしても浮気は収まりません。
そうなると当然夫婦修復はあり得ない訳で、まさしく夫婦の修復を望みながら やるべきことを省こうという心理が見え隠れします。
つまり本当に浮気に至った原因を避けているという事になります。
夫婦の修復・・・・・これを望みながら 本当は原因に蓋をしようとしている事に気づいてほしいのです。
本当の修復とは 本当の原因にも目を背けずに、逃げない姿勢が大事です。
でも そんなに複雑な事ではないのですよ、むしろ考える以上には難しい事ではありません。
物の道理という事を知れば・・・・・。
ここを今後も紐解いて行きましょう。

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