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再婚相手との生活

ご相談者:50代/女性

村越先生 初めまして 宜しくお願い申し上げます。

夫とはyahooのパーソナルで知り合い1年の交際期間を経て2007年の2月に再婚しました(お互いに生き別れでバツイチ同士です)夫63歳、私は58歳です。
私は1回目の結婚が27年間。夫の不倫で離婚しました。子供が今年で長男が32歳、長女が30歳になります。夫は35歳になる長男と30歳になる次男が居て独立しています。夫婦二人の生活です。

結婚してわかった事は異常なまでにお金に執着があるということです。私はパートで介護職に就いていますが、生活費として2万家に入れるように言われシブシブ出しています。夫の給料からの生活費は3万です。
生活費としての現金は外食代や映画代等の遊興費や臨時出費に当て、光熱費等の公共料金は銀行引き落としです。食費や諸雑費は全てカード払いです。

今年の4月から夫の仕事量が4分の1に減り(契約社員)余計に細かくなってきました。

再婚した翌年に夫が見た事も無い携帯を持っていて、そこに知らない女からのメールが入っていました。
偶然発見して見てしまいました。メールのタイトルは「愛する○○○」○の部分は夫の名前で呼び捨てでした。内容は早く明日になって欲しいとか...会う約束でもしていたのかもしれません。
私はこの事実を夫につきつけ大喧嘩をして、その怪しい携帯を真っ二つに折って破壊しました。
女の電話番号と夫の番号が酷似していたので2台まとめて新規契約したと思われます。

女の名前は何故か新しい職場の会社名でした。ですから会社から「愛する...」などとメールが入るわけがありません。すぐに私にばれてしまった事になります。
この件に関しては夫は知らぬ存ぜぬで逆切れまでして逃げ切りました。修羅場は何度も繰り返され夫に離婚届にサインまでさせました。

私も再婚してすぐにこの有様で情けなく悔しい思いをしたのですが、このまま別れるにしても経済的な基板ができていないし、再婚して1年で別れるのも子供たちにもみっともないと思って、もう少し耐えて蓄えようと思いとどまりました。夫からはモラハラのような言動があり「俺のマンションにただで住み、ただで食わせてもらって有難く思え」とか耳を疑うようなことがしょっちゅうありました。喧嘩した直後に銀行の通帳を隠しか経費は渡さないなどととんでもない事までしました。強引に通帳を出させましたが...。

私は毎月決められた金額を通帳から引き出すだけで(夫の小遣いと家計費)勝手にお金を下ろしたこともないし、自分にかかるお金は自分で出している。結婚しているのに通帳を隠して生活費を渡さないのはありえないと散々戦いました。最初5万だった生活費が今は3万に減らされました。

私としてはパートで貯めたお金は子供たちや父に何かあったときに使おうと思っています。
それ以外には私の趣味や冠婚葬祭や小遣いに使っています。給料から毎月定期積立預金をしています。
夫は私が働いているからと...家にお金を入れるのは当たり前だと主張しますが納得がいきません。
尚、夫は給料が激減しても毎月7万のお小遣いを自分の財布に入れます。

こういうお金に細かい男性は初めてであきれ返る事ばかりですがいくら私がパートで得る収入は無駄遣いはしていないし、私にかかるお金は全て自分が出しているから家にお金を入れさせるのは違うと主張しても受け付けません。最近では夫の暴言をそのまま受け入れて確かに家賃もただ食費もただの暮らしなんだから2万払ってもいいか...と自分に言い聞かせ妥協していますがなんかむしゃくしゃします。

こういう夫とはどうやって暮らせばいいですか?

50代/女性 | 日付:2009年8月12日(水) 00:51 JST | 閲覧件数: 3,024

58歳はまだ若い、やり直すなら今の内。

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

2007年、熟年離婚という言葉が流行しましたが 社会保険庁の年金記録ミスが発覚し、その後年金分割がされたところで たいした金額ならない事がわかり 熟年離婚が思ったほど 多くなかった事が判っています。

でも 私はこの年金分割の制度導入には多くのメリットがあったと 私は考えます。
何故なら これまでは年金は夫婦合算で支払われていた為 お金にシビアな夫の場合 全部妻の分も独り占めして妻には一銭も渡さず 行動も監視する夫も沢山います。

こうした夫婦には せめて妻にはお友達とお茶したり、社交ダンスなどのお小遣いを持ってもらうために
この年金分割という制度は役に立ちます。

そして私はこの仕事柄 熟年になると洗剤のチャーミーグリーンのCMのように夫婦が仲良く出来ることを夢見ますが、実はそうでない夫婦が多い事も事実です。

ならば どうしたら良いか・・・・

お金も渡してくれない冷たい夫には どうしたら良いか、できれば離婚したいくらいだけど
今まで住んだ家は 妻の功績もあって磨き上げた家だから、今更離婚して狭いアパートに移り住んだ所で孫子も集まれない・・・・。

でも年金分割さえ出来て 妻の年金は妻の口座に・・・となると 妻は本当に嫌な夫からは
逃れる為に 狭いアパートを借りたり、実家に帰ったりする交通費も自由になる訳です。

そして孫子が集まる盆や正月は、元の家で家族が一同に会すればいいじゃないかという事が言えます。

だから年金分割は何も離婚にだけ使うのではなく離婚をしたく無い夫婦に別居という息抜きが出来るよという制度でもあると私は解釈をしています。

元総理の安倍 晋三さんも声を大にしては言えなかったでしょうけれど離婚ばかりが道じゃない、妻にも自由になる年金を使えるように 妻名義の口座に振り込むから、先ずは別居という方法もあるよ・・・という事がいいたかったのではないでしょうか?

そもそも何故年金分割の制度が出来たかと考えると 夫が金銭的にとてもケチで家庭内においてお金を妻に預けないという男性が いかに多いかということだと思います。
これはDV法が発令され 数年たった後で 何も暴力は肉体的な事ばかりではない、
精神的な暴力、経済的制裁(生活費を渡さない)の事実が判って来たことも起因します。
これは政府にも こういう事実が報告されていたのでしょう。 私も多くの相談の中で 男性がお金にシビアという事を通り越して お金の亡者のような人もいます。

・ ・・・・・という事で 少し話の腰を折りましたが 今ご相談くださっている貴方は 再婚ですから
この生活の土壌になる年金はご主人の分しかないわけですよね。

でも今のご主人と出会い 恋愛をして再婚をされたわけです。
その目的は?と聞けば 失礼かもしれませんが 先ずは 好きになったからでしょう?
恋に年齢はありません。

しかし ある程度の大人で、しかも女性の場合は年頃の結婚とは違い、これからの生活の為という
期待があったと思います。

1人で生きてゆくのは大変です。ある程度の年齢になれば 健康の事も心配です。
こうした時に パートナーがいてくれるといてくれないとでは 生活の安心度は違います。

だから しっかりこの結婚は生活保障のためであったと自覚を持って 自分がどの程度の生活をしたかったのか 改めて 考え直すべきだと思います。

確かに ある程度の年齢になって女性が生活費を稼ぐのは大変です。
しかも一回離婚をして 全てを失っている時 住む為の家を確保するのは大変ですし少々働いたって家賃でその殆どを持っていかれたら 万一働けなくなった場合 途端に 寒気のする話です。

だったら 雨風の凌げる「持ち家」を持っている男性と生活するだけでも ありがたいものです。

しかし その男性がお金持ちだとしても 万一亡くなったら そこまで築いた財産は貴方のものではなく
恐らく自分の孫子に渡してやりたい事は 心情としては判りますよね。
だったら 貴方の役割は 妻としての財産とかではなく 人生のパートナーとして そこにいることが
お互いの 気持ちの支えかもしれません。

でも・・・・でも もう少し 先を考えてみましょう。

今のご主人が病気になって介護が必要になったら 貴方はご主人の面倒を心から診れるでしょうか?
もっと言えば下の世話も出来るでしょうか?

これが 「残された財産くらいもらえないとあほらしくてやってられないわ」というのであればそれは今から確認しておいた方が良さそうです。

でもそう少し深く考えると 何もご主人ばかりが先に倒れるとは限りません。

今の貴方は まだ家事もしてくれるし ご主人にとっては役立つ存在でしょう。
しかし 万一貴方が 病気になると・・・ご主人が世話をしてくれるでしょうか?
その時は お払い箱とばかりに 出て行けということにはなりませんか?

今は 貴方が ご主人と一緒にいる事に色んなメリットを感じてられるかもしれません。
家があって 布団があって 少しだけれど食費くらいは貰える・・・・
要は たくさんの幸せではないけれど 生活は出来るのです。
貴方の目指した物はここではありませんか?

またご主人も貴方と一緒にいることのメリットを感じているはずです。

でもこのメリットが無くなった時のことを考えておかなければなりません。

普通長く連れ添った夫婦には 愛情は風化していても絆があります。
夫婦の間には 孫子もいて おじいちゃんおばあちゃんを必要としてくれている為
小憎らしい妻でも夫でも、孫子の為に必要です。

でも残念ながら あなた方夫婦には この絆がない分、これから作らないといけないし
2人が夫婦として成長していかなければならないのです。

でも夫は別の女性へ気持ちが行ってしまっていて 妻は生活する事が目的とばかりに夫への愛情が
タクシーのメーターのようにお金で換算されているような状態であれば 夫婦としての成長がこれからあるかどうかが 疑問です。

つまり 2人の繋がりが 夫にとっては妻は家事全般をしてくれる家政婦のような者。
妻にとって夫は 自分にない「家」という住まいを持ってくれて、かろうじて食べさせてもらえる人。

このように割り切る事が出来れば 貴方の気持ちは少しは軽くなるでしょう。
でも 心は通わないし お互いを大切にしていないのに 長年の夫婦のように労わりあって暮したいということであれば ちょっとパートナー選びを間違えたと言えるでしょう。

どうでしょうか、いつまで持つか判りませんが お互いのお金や協力点を持ち寄って生活する
ルームメイトと割り切れるなら行けるところまで一緒に居ればいいと思いますが この共同生活者という割りきりが出来ないのであれば 空しさからは開放されません。

私が先ほども書きましたように ご主人は経済的制裁という精神的なDV者です。
そして浮気もしています。
この人から 慰藉料の一つも取って 頑張ろうというのであれば 応援も出来ますが
こんなモラルハラスメントの夫に もっと年を取ってから貴方が大切にしてもらえるとは思えません。

モラルハラスメントの夫と暮らしていくのはさぞかし辛いだろうな・・と思いますから我慢しなさいとは
とてもじゃないけどアドバイスできません。
今の貴方はこの暮らしから抜け出す若さがありますが今後もっと年を取れば逃げ出す事も出来なくなります。
私なら 今の健康があるうちに 別の人生を考えます。決めるのはあなたです。
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振り替え   ゆう貯銀行 14180 - 94982671

口座名   トクテイヒエイリカツドウホウジン リコンカウンセラピー 

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回答日時:2009年8月13日(木) 11:28 JST

村越先生 丁寧なコメントをありがとうございました。

「しっかりこの結婚は生活保障のためであったと自覚を持って 自分がどの程度の生活をしたかったのか 改めて 考え直すべきだと思います。」先生のこの言葉に目が覚めた思いでした。
再婚した経緯にある程度の打算がありました。それと、本気で結婚を申し込まれた事で舞い上がっていた部分もありました。ラストチャンスだと飛びついたのでしょう。

夫はつい最近病気にかかって入院しました。私は職業柄もあるのですが、毎日病院に通い個室だったのでほとんど毎日シャワーで夫の身体を洗身しました。そして、甲斐甲斐しく身の回りの世話をしました。
先生が仰る下の世話も、そのときになったら無理なく出来ると自分でそう思いました。

夫が退院して2週間が過ぎたころ、今度は私が仕事先でぎっくり腰になってしまい、仕事を10日間休んでしまいました。夫は掃除・洗濯・食事の支度の全てをやってくれました。本人は大変だ大変だと口にしながらもやってくれたので、私も大変助かりました。このことがあってお互いに助け合って暮らす事が大切だと身を持って学べたと思っております。

夫の金銭的な細かさは恐らく今後も変わらないと思いますが、その部分は目をつぶり私も割り切って一緒に暮らそうと思っております。お互いに弱い部分を見せ合い、助け合う事で絆が出来たかも知れません。

最後に、わかりやすい回答をありがとうございました。心から感謝申し上げます。

| 50代/女性 | コメント投稿日:2009-08-15 |

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