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たたきたくないのに・・・・

ご相談者:30代/女性

こんにちは。初めまして。
1歳5ヶ月の娘がいます。子どもが好きで、早く自分も子どもが欲しいと思いつつ、独身を謳歌し、晩婚で結婚して、1度の流産をしつつも、○高でようやく子どもを出産しました。授乳で苦労したたり、なかなか大きくならなくて心配したりしたものの、可愛くて可愛くて仕方ない我が子。これができるようになった、あれができるようになった、毎日の成長が楽しくて仕方ありませんでした。

でも、1歳過ぎて歩き出し、自己主張もするようになり、娘にとってはあらゆるものが興味でいっぱい。頭ではわかっていても、新聞を撒き散らし、びりびりと契り、カバンをあさってはお財布をとりだしては、札をぐちゃぐちゃにし・・・・
いろいろ予防線を張って手の届かな所に物を置いても、手の届く何かを持ってきては、踏み台にしてはまた取り出してしまう・・・・

頭ではわかっているのですが、それは、子どもにとって遊びで悪気のないことも。でも、「ダメ」が通じず、何度も同じことを繰り返す娘に、とうとう手を上げてしまいました。

最初は、お尻ぺんぺんでした。カレーの鍋に顔を突っ込んで、床や顔中カレーだれけにして、やっときれいにしたそばから、またカレー鍋の蓋を開けたので。かっとなって、5回ほど叩きました。
それから、だんだん、頭をぱちんと叩くようになりました。

叩くと、すごい自己嫌悪になります。
0歳児の時には、あんなに可愛がっていたのに。叩くことが信じられないと思っていたのに、それを今自分がしている。

叩いた後は、「ごめんね」と謝って、ぎゅっ抱っこして、もうやらないと誓うのですが、また叩いてしまいます。

今日は、薬を飲まそうと思っていたのですが、嫌がって仰け反る娘の口に、無理やり口の中に薬を流し込み、泣いてる娘の顔をぱちんと叩いてしまいました。叩く時は、ちょっと心にブレーキが効いて、指先で軽くやりました。

でも、だんだん、エスカレートしている自分が怖いです。お尻が、頭になり、頭が顔になり。本をビリビリと破いたり、噛んだりするので、本で頭を叩いたこともあります。

これから、初めての反抗期を迎えるのに、娘を嫌いになるんじゃないか。その時、自分は娘にどんなことをしてしまうんだろうと思うと、怖いです。生まれたときは、本当にこの子がそばにいることが嬉しくて嬉しくて仕方なかったのに、どうしてこんな自分になってしまったのだろうかと。

叩きたくないんです。
私は、叩かれて育ってきました。厳格な父親に、叩いて育てられました。母も、小さい時にスリッパでお尻を叩かれたことを今でも覚えています。叩かれたことは、とても嫌な思い出として残っているので、叩きたくありません。
自分が、親にされて嫌だったことを我が子にしてしまう自分も嫌です。でも、これから躾をしていく上で、ダメが通じなかった時に、叩くこと以外今の私には方法が見つからないんです。

これからどうやって娘と向き合っていったらいいのか。叩かないでいる方法はないのか、悩んでいます。
自分が、自分の母(嫌いです。)を見るように、いつか娘も私をそんな風に見るのかと思うと、娘の寝顔を見ながら悲しくなってしまいます。娘には、私みたいな思いをさせたくない、温かくつつんでやりたいと思っています。でも、私ではダメなんじゃないかと最近は思うようになってきました。

思いつくままに書いてしまったので、読みづらいかもしれません。すみません。
「叩いてしまう」、それが私の今の一番の問題で、悩みです。アドバイスよろしくお願いします。

30代/女性 | 日付:2009年8月27日(木) 18:02 JST | 閲覧件数: 2,152

全ては世代間連鎖です。心の詰まりを解放すれば大丈夫(^^)V

心理カウンセラー 福屋 義美

初めまして、福屋よしみです(^^)


あまり、ご自分をお責めにならないでくださいね。
私のクライアントの方の中にお子さんを虐待するというご相談がありました。
その方とは、面談の形式でのスタイルでした。

その若いママは私にこのようにお話になりました。
このままでは、私は子供をもっと殴ってしまい、
そんな、自分が怖いですと泣きながら、私に話してくれました。

私自身も、子供時代父親に殴る、蹴るの
今で言うと虐待ですね。

しかし、父は、私は、殴らないと言う事を聞かないといっていた事を思い出します。
そんな、私の子供時代から、目の前のクライアントの方の腕を見た時に
彼女の手首には、傷跡が一杯でした。(リストカット)
自分を攻めた時に、リスカします。(心理学用語、自己攻撃)
私は、なにも言わずに彼女を抱きしめました。
若いママは、私の腕の中で泣き崩れてゆきました。
人は自分の事を、理解し解ってくれる人が一人でもいると
人生を前に進めてゆく事ができるからです。

この世の中に、愛する自分の可愛い子供を、
叩きたいと思う親がいるでしょうか?
現在の貴女は沢山の我慢してきた人生を生きていると言う事です。

人は、誰でも我慢しすぎると、怒りで一杯になるのが感情の仕組みです。
日常にギリギリの所で頑張って、どうしょうもない状態になった時
心の糸がプッツリきれてしまった時に、
子供に手を上げてしまったりする事があっただけなのです。

我慢の限界を超えないかぎり、人は決して暴力的にはならないと言う事です。

心理学の現場では世代間連鎖といいます。
子供は親の全てのコピーです。
私も、父から随分叩かれて育っていますから
私も子供を叩いて罪悪感一杯になりましたよ。
しかし、父も子供時代(父はもらわれっこ)
養父から、厳しい体罰を受けてきたそうです。
父からは、聞いた事はありませんが、母~聞いた話です。
人は、癒すまで言えない話は、過去のもにはなりませんから
父の子育ては、自分が受けたやり方で私を育てたのでしょうね。
親を嫌った度合い、親のしてきたコピーをしてゆきます。
しかし、セラピーで心の誤解さえとけば、厳しい世代間連鎖に終りを
告げる事ができ、楽な人生をみにつけると
子供への送る贈り物になりますからね♪

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回答日時:2009年8月28日(金) 20:31 JST

福美先生、ありがとうございました。

ここへ投稿して、少しすっきりしたのか次の日は、子どもと穏やかに接することができました。

娘は、ここの所体調を崩していて、外に出られなかったりしてつまらなかったのかもしれません。体調も優れないから、ぐずぐずしたり。自分も外に出られない日が続いて、鬱屈していたんでしょうか。

「人は、我慢の限界がこない限り暴力的にはならない」という言葉を聞いて、少しほっとしました。
子どもの頃は、おっとりしていて友達と喧嘩したことなんて一度もなかったのですが、大人になってそういう暴力的な一面を持っているのだと思わされる出来事がありました。その時は、女だけど自分には父親の暴力的な面を譲り受けているのだと、ひどく自分の宿命のようなものを恨んだ時もありました。

子どもの頃を思い出してみれば、我慢の連続でした。
家庭の事情で、いろんなことがありました。父や母には、言いたいことも山ほどあります。でも、もう年老いてしまった父母をこれ以上恨み言を言うのは、かわいそうだとも思うのです。

特に父は、自分の人生を犠牲にして子どもを育ててくれたと言う思いもあります。一人で苦労を背負ってきて、父もたくさんの我慢をしてきているのを知っています。だから、そんな父を責めることは私にはできないのです。母には、特に恨み言はいっぱいありますが、年をとってボケてしまってきている母を追い詰めることをしていいのかという思いもあります。

そして、「世代間連鎖」というお話があったように、父も暴力をふるう父を見て育ち、母も自分の母に対して「あやまって欲しかった」という出来事が過去にあったようでした。

もう許してあげよう、でも、私がその時涙を飲んで我慢した怒りはどうなるの?
そんな葛藤を繰り返しています。

父も母も我慢に我慢を重ねて、でも我慢できない、怒りがあふれ出た時、自分たちの行き場のない怒りがこちらに向かったと言うことなんだろうなと思いました。
そして、私も・・・・
父と母と同じことを娘にしているのですね。

先生のコメントを読んで、自分が自分の過去と向き合っていくことで解決できると言う希望がもてました。
子どものために、時間を作って自分の心の整理をしようと思いました。
ありがとうございました。

| 30代/女性 | コメント投稿日:2009-08-30 |

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