以下について、冷静に熟慮した上で判断してください。

公認心理士 / ｽｸｰﾙｶｳﾝｾﾗｰ / 研修講師 / ｺｰﾁ 増田 進明

ご相談ありがとうございます！
内容読ませていただきました。


ご相談の内容で訴えることができるのかということについてですが、
訴訟に関することは専門外ということもあり、どちらとお答えできないのが正直なところです。

また訴えをおこすことによって、どんなメリット・デメリットが予想できるのかについても、
推測以上のお答えをすることはできませんが、


ご息女とお母様との間で、
①訴えを起こすことによって何が得られるのか、あるいは何を得たいと思っているのか、
②そしてそれがどの程度の重要性（優先順位）を持つのか、

それらを熟慮した上での決意・決断であれば、誰もなにも口は出せないと思います。


①についてですが、
訴訟を起こすことによって、教育委員会や学校、あるいはいじめの相手方にどんな影響を与えたり、ご息女やお母様にどんなメリットがあると考えているのか、

それらをもう一度整理していただけたらと思います。

もしかすると訴訟はご息女のお気持ちにそぐわないやり方かもしれませんし、
そうなるとさらにストレスを与えてしまうなど、メリットがあると思ったことが裏目に出てしまうことにもなりかねませんので、

ご息女の気持ちについても、時間をかけてヒアリングすることが必要だと考えます。


②については、
なによりも望んでいるものはご息女が今後健全に学業を修めたり、生活を送ることだと思いますので、
そのために今なにをすることが最も優先順位が高いものなのか、

他にご息女のためにできることがないかどうかの検討をなさってください。

「なにかをしているときは、それ以外のことはしていないとき」です。
訴えを起こすことにエネルギーや時間を費やすことが、
最も得たい結果につながるベターな方法なのかどうか、
他によりよい方法はないのか、


それらを冷静に検討した上で、専門の方にご相談くださればと思います。

いじめは許されるものではないですし、教育機関がそれに対して的確な対応を
してくださらないのであれば、大変な心痛、苛立ちがあろうかと思います。


ただ、そういう状態のときに出てくるアイデアというものは冷静さを欠いたものになりやすいのも事実なので、

私としてはまずは①や②のポイントについて再考していただければと思っています。

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回答日時：2009年9月28日(月) 05:59 JST

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公認心理士 / ｽｸｰﾙｶｳﾝｾﾗｰ / 研修講師 / ｺｰﾁ

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