創業者の方の一面ですね

江田 暁

こんにちは、ご相談ありがとうございました。

世の企業の創業者というものは、一身を投じて命をかけて事業を起こし、反映させてきたという、実績・自負心、何よりもその決断することの責任の大きさがありますね。

きよみさんの在籍している会社の規模は分かりませんが、会長ポストになってもまだ口を出すということは、心情的には分からないことではないと思います。

ただ、一々言ってくる、しかも大声で・・・このようないわゆるデリカシーの無さみたいな部分に、とても違和感ややるせなさを感じてらっしゃるのでしょうね。

私も同じような環境の経験があり、やはり大声や怒鳴りに対して、生理的に受け付けないといって辞めた社員も知っております。
嫌だと思い始めると、とことん嫌になってしまいますよね！声を聞いただけで、顔を見ただけで、あるいは乗っている車を見ただけで気分が落ち込んでしまう、ということもあるのでしょう。
もっと社員の気持ちを理解した言動を、と思ってしまいますよね！

やはり他の事務員さんなども、同じように悩まれているんでしょうね。ただし、その感じ方はそれぞれ違うと思うのですが、皆さんどのような気持ちの整理の仕方をされているのでしょうね。
きよみさんは、勤めてどのくらい経つんでしょうね。昨日今日ではないと思いますが、それでも数年とか経過しているんでしょうか。

こういったケースの場合、社内的に相談をしてその解決の道を探るということも可能かと思いますし、社内全体の問題として捉えているならば何かしらの策は練ると思いますが、如何なものでしょう。
あるいは、権限の有無に関係なく、やはり創業者で会長だから誰も意見できないような、そんな状況なのでしょうかね。

統一的に、人に改めてもらえるような策はないのでは、と思います。
ご相談のケースでも社長さんや、その次のポストの方を巻き込んでも改善されないようでしたら、ほぼ難しいかもしれませんね。
人を変えるのは相当に時間と努力が必要になります、果たして社員の皆さんの立場におかれては、そのような取組みが現実的なものでしょうかね。

残るは、こちら側の対処の仕方（受け止め方）になってくると思います。
ワンマン企業で仕事をするには、それなりの覚悟も必要です。それに耐えうるという強さですね。
その耐性を作れるほどの、会社の目的や理念に共感し、そして自分の仕事にやりがいや達成感を得られる、ということが前提であると思いますが。
それでも、永遠に持続できるかとなれば、それは分かりませんね。

不条理な言動を矯正しようと思い、結果それができないと自分を評価してしまいますね。誰もしないようなことでも自分が思い、思い通りにできないと、それが自分が無能だなどと思ってしまう。
これもまた現実的ではありませんね。むしろ矯正（言い返そう）しようと思うことだけでも、素晴らしいと思いますよ。

また、人間は自分の気に入る環境や、好きな人だけの集まりの中で生きていけるものでもありませんね。むしろ逆なほうが多いのではないでしょうか。
その難しい環境、問題のある中で、いろいろと考え行動し、対応していけるから成長があるのだと思います。
ただ、そうは言いましても、きよみさんが精神的に、あるいは生理的にどうしても合わない、身体的な何か症状でも起きてしまうようであれば、自身がその環境を変わることも大事なことだと思います。
基本的に、自らを犠牲にしてまで価値のある仕事（会社）とは・・・との疑問があります。


物事を正そうと思うことは、素晴らしいし、とても大事です。
環境に適合できる能力も貴重ですし、大事です。
環境を受け止め、対処できる精神性もとても大事です。


ちょっと不謹慎なことかもしれませんが、それほどに怒鳴りちらすような会長さんであれば、逆に怒鳴りの回数でも数えてみたら如何でしょうか？
同僚とでも、「今日は何回怒鳴るかな？」　　と。

まとまらない回答ですみません。

回答日時：2009年9月30日(水) 13:18 JST

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