相談&回答 |
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回答プロ:夫婦問題カウンセラー 村越 真里子
ご相談者:30代/女性
夫の暴力・女性問題・借金が原因で私が家を出て別居してもうすぐ2年になります。
今年7歳になった男の子が一人います。
別居する際子供は5歳で私と一緒にいたいといっていたので子供が行くことになる学区でアパートを探しパートで働いていた職場にも事情を話し正社員にしてもらいました。(看護師です)
別居の際の話し合いで夫は私が子供を連れて出ることに猛反対で折り合いがつかず、暴力もあり泣く泣く子供は置いてでました。
子供が小学校に上がる前に今後の話をしようと何度も夫に連絡をとりましたがなんだかんだ理由をつけ話し合いには応じてもらえず現在にいたっております。
わたしとしてはどうしても子供と一緒に暮らしたいのですが話し合いにも応じてもらえないし二人で話をしようとしても結局すぐにカッとなり暴力を振るう夫とは話にならないと思い地域の法律相談にいきました。
そこで別居・離婚の原因がどうであれ別居時に子供を引き取り生活を共にしている方が親権には有利だとのことでした。
子供の将来を考えると夫にこのまま任せてはおけません。
私が親権をとることは本当に難しいのでしょうか??
私が親権・養育権をとるにはどうしたらいいのでしょうか?
30代/女性 | 日付:2009年10月12日(月) 00:53 JST | 閲覧件数: 2,216
ちゅちゅさんを含め 夫からの暴力に悩む多くの妻にも言えるのですが、こうなる前にご相談頂きたかった。
但し 私自身をご存知無かったわけですし 私も弁護士や法テラスのように 大々的に宣伝をしているのではないので
先ず 私と悩みを抱えた妻方と出会えるきっかけが無かったことは仕方がなかったにせよ、こうして「悩み辞典」にたどり着かれ 私というカウンセラーを知っていただいたわけです。
と、いう事は こうした別居をする前に法律家でも私でも相談していただいていたら少しは違った結果になっていたのではないでしょうか?
今 これを読まれている多くの妻達に申し上げます。
人は誰しも自分の家庭の恥じはなるべく話したくないものです。
だから、出来るだけ自分ひとりで考え、なるべく人知れず結果を出したいと思うものです。
まして暴力や、浮気、何がしかの理由で気持ちの離れてしまった場合は夫から一刻も早く逃れたい、または離婚をしたいという一心から なるべく隠密に事を進めたいもので 今後の母子家庭になることを考えると とても費用の掛かるような相談所には行く気はしないものです。
その気持ちは痛いほどよく分かります。
でも 結果的に 今 こうしてご相談くださっているということは 自分だけの判断で行動したことの結果がよい方向ではなかったという反省があるからでしょう。
そして 結局相談する事になるのなら 最初から相談しておけばよかったとは思いませんか?
これは説教しているという事ではないので 気を悪くなさらないで下さいね。
つまり自分で考えるという事は悪い事ではありません。
でも 間違った判断で行動をすると 物事がうまく行かないのは当たり前で、ごちゃごちゃになる事の方が多いのです。
その結果ごちゃごちゃにこじれた後で 「どうしましょう?」というような事は 余計に解決しにくくなるので 結局損をするのは ちゅちゅさんなのです。
この弁護士先生のアドバイスにしろ 最初に聞いていたら 別居時に子供を何とか引き取る作戦を立てられたのではないかと思うのです。
そしてその時に 子供を引き取ることが難しいのなら 「じゃ、どうしたらいいのですか?」と弁護士先生に聞けたはずです。
こうして 今 ちゅちゅさんのされていることが 後手後手に周り とても不利だという事をご理解下さい。
でも ここで少し不思議な感じがします。
この弁護士相談というのは 行政の市民法律相談や 法テラスの無料相談ではありませんか?
実は こうした法律相談所は 時間制限が30分と短く 満足行くまで相談できないという不満もお聞きします。
そして弁護士の先生方も 限られた時間の中では 個人的なパーソナルな答えという所までは行かず、一般論的は答えになります。
だから 弁護士の先生方には 「この相談の後に この先生に離婚の決着をお願いする」という意思を持って相談するのと
「チョット 知識として教えて下さい」という姿勢とは 真剣度も違うので 先生からの答えの返りも違います。
だから相談する機関によっては ちゅちゅさんの欲しい答えが得られるか得られないかの違いが出てくることがありますので どこに どういう形で 相談するか・・・という事も大切になってきます。
と、いう事で 過ぎてしまった事を 後悔しても仕方がありませんので 前へ進みましょう。
そこで 質問します。
私からも 参考意見を聞きたいとお考えでしょうけれど 私は ここまでの状態になっている場合は
「参考意見」などという 簡単なことでは 解決しないと思います。
私がちゅちゅさんに述べないといけない事は 全て 「対処法」という 「行動」を伴う アドバイスです。
でもそれは 相手(ご主人)のあることですから やってみないと相手の出方も解りません。
Aの方法をして 相手が こんな抵抗をしています・・・・・ではどうしたらいいでしょう?という場合は
では Bの方法でやってみましょう、という事になります。
正直申しまして ちゅちゅさんの悩みが メンタル面でのことでしたら それは 頭や心の中のことですから
「こんな風に考えなさい」で済みますが ちゅちゅさんのこれからしなければならない事は 全て「行動」です。
この行動についてアドバイスするには ご主人の今の生活や 子供さんが今もなお ちゅちゅさんと一緒に住みたいと望んでいるか・・・・・もしかしたら もうご主人に洗脳されてしまっていて 「もうお父さんと一緒に生活するほうが、今更 パパとママが僕を取り合って喧嘩するのも嫌だから 僕さえ我慢すれば平和だろう・・」と まさに 「自分さえ我慢すれば」というDV被害者独特の考えになっているかもしれません。
これがDVの次世代連鎖です。
こうなっている時は いくらちゅちゅさんが外から呼びかけをしても 子供さんは父親との生活を望みます。
このような 細かな情報も必要ですから ちゅちゅさんにアドバイスしようにも まだまだ情報が足りません。
もし 私が無責任で ただ 耳障りのいい事を言おうと思えば 「児童相談所に相談してね」とか
「再度弁護士さんの所に相談してね、じゃ勇気を持って頑張って下さい」で締めくくれますが
実際 「子供さんを引き取るのは難しい」という 「六法全書」に書いていることだけを聞いても 解決しなかったわけでしょ?
そうなんです、ここで大事な事は 「じゃ、どうするか?」なのです。
私は常に それを考えています。
相談者から相談を受けて 「じゃ、どうするか」は 行動が伴う答えです。
行動には 当たり外れも在りますから 入念に 打合せをしないと 行動目標が立てられません。
要するに ちゅちゅさんが間違っていたことは 知識と準備と行動目標が無かったことです。
とりあえず 暴力夫から逃れておいて 自分の居場所と仕事を確保して 子供を迎えに行く・・・・・・
このように考えられていた事は 充分解りますよ。
でもそれが 順番が間違っていたのです。
だったら どうしたら良いか・・・・
順番を変えてみて 少し後戻りのような感があっても 問題の原点に戻って こじれた糸を解いておく必要があります。
決して 夫の元に戻れと言っているのではないのです。
ちゅちゅさんが不利になっている部分を 有利な部分にひっくり返さねばなりません。
私は こういう作戦を練っていきますが ここでちゅちゅさんの考えが間違っていたと気付いて欲しいのです。
この間違いの部分を改め 私の考えに賛同してくれるのなら 協力は惜しみません。
しかし 「チョット 参考意見を聞きたいな~。Aの方法でも Bの方法でも 何でもいいからとりあえず教えてみて」という考えでしたら 正直 お付き合いは出来ません。
何故なら この問題は壮大な計画と決意のいるくらいの難題で、実際 継続的に アドバイスをしなければ
到底 ちゅちゅさん一人で ちょっと一回アドバイスされただけで 解決する問題ではありませんし
その隠密で進める内容を このオープンサイトでお答えできません。
しかし ここで 何を判断して頂くかといいますと 「離婚カウンセラー、村越」に 委ねてみようか、どうかの判断を
する場所だとお考え下さい。
本来なら そのアドバイスの内容を聞いてから よければ また相談したいと判断するのでしょうけれど
この段階で 全ての答えは 行動を伴うアドバイスなので これまでの事をお聞きしてからでしか 答えの出せないタイプの問題だという事をご理解下さり結局今は答えが出せないという事ですから、後は 私のアドバイスでよいかどうかの感覚的な事になります。
つれない言い方ですが 人生に 「お試し」はありません。真っ向勝負です。
知識不足であろうと なかろうと 一旦行動したら その答えが出てしまいます。
デパ地下のような 美味しかったら買うけれど・・・・という 「試食」はないのです。
でもこれは 私のもったいつけた「売り込み」だと誤解されてはいけませんので 弁護士の先生にお願いされる
ケースでもあるという事を 申し上げておきます。
でもここでも 一つ問題があるのが 弁護士探しです。
離婚に長けた腕のいい弁護士は やはり数当ってみて お決めになるほうがいいでしょう。
実力と経験が物をいう世界ですが 大事な事は ちゅちゅさんとの相性です。
話しにくい 不親切な弁護士先生では 着手金(30万円)だけでも もったいないですから。
最後に 私が思う ちゅちゅさんの間違っていると思うところを書きます。
まず ちゅちゅさんはご主人の暴力から逃れて離婚をしたかったのです
でも そもそも暴力とは 話し合いで物事を解決できない人だから 暴力を奮うのです。
そしてそれでも自分の思いどうりにならない時は子供という人質をとって自分の思いを通そうとしたのがご主人です。
まずこの人と どの場面ででも 「話し合い」で解決しようと考えていた事が 甘い!
暴力する人は 話し合いなんて無理です。
それはちゅちゅさんが いくら仕事をきちんとし、正社員になって子供を向えられる環境を整えても
そんな常識が通じる相手ではありません。
あくまでも 合法的に 話し合いで解決したいのなら 高額を払ってでも 腕のいい弁護士を雇うべきです。
でも 私に言わせれば 暴力は犯罪で、非合法です。
そんな非合法の相手に こちらだけが礼儀正しく 合法である必要はないと思います。
(いやいや、誤解しないでね、犯罪を犯せと言うのはないのですよ・・・汗)
何も そんな暴力を奮う野獣に人間扱いする必要がないと言っているのです。
そんな野獣には 少々の「ズル」をしても 許されると思うのです。
つまり犯罪という暴力と比べたら 母性愛で子供を連れ戻したいという「ズル」くらいは許されるだろうという範囲です。
正直言って そんなにお行儀のいい事では これは解決しません。
少々は リスクは犯してでも 子供を取り戻したいと思うのであれば 少し手荒な事も必要です。
ちゅちゅさんだけが 何の危険性もない安全な場所で戦いたいと思っても 野獣ご主人の居る所が
獣道なのだから やはりそこに近付かないと ご主人には会えません。
(これは物の例えで ご主人と実際に会えという訳ではありません)
私はこうして ご主人を退治しておいて 最後の取り決めで 「養育費」や「親権」の取り決めをし、
約束を記録する時、その時こそ 法律家の出番だと思うのですが・・・・・・・・・。
私は調停も必要になってくるかと思います。
調停なら 2000円で申し立ては出来ます。
先の 法律家と言いましたが 調停をすれば 法律家を雇って30万円を支払わなくても 調停で済むことも出来ますし
どうせ 調停にはグズグズ言って出てこないことも考えられるでしょう。
その時は 調停を不調にし 裁判へ移行すればいいのです。
そうすれば 判決という 法律を司る場所で 判決が下されるでしょう。
でも それまでに ちゅちゅさんが以前の弁護士に貰った答えのような事にならない準備が 前もって必要です。
その準備についても 何が必要か・・・・・お話ししたいと思いますが
それもこれも まず 前に進むかどうかの決心をして下さい。
お試しは困ります。解決を望むなら真っ向本気しかないでしょう。
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口座名 トクテイヒエイリカツドウホウジン リコンカウンセラピー
回答日時:2009年10月12日(月) 11:11 JST
・お礼はご本人のみ投稿可能です。
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早速の御返事ありがとうございました。
確かに事前の準備・知識がないままの行動で今更ながらに後悔しています。
ただ、今の状態がこれ以上続くことはどんどん私が不利になると思い正直あせっているのも事実です。
ここ最近は子供にもろくに会えずゆっくりと話もしていないので今の子供の気持ちがどうかと聞かれると正直わかりません。
夫に洗脳されてしまい子供の口から「パパといたい」と聞くのが怖くて行動に起こせなかったのも事実です。
ですがこのままではいけない、怖がってては何も解決しないと思い思い切って行動してみようと思っています。
ですから是非先生のお力をお借りしたいのですが・・・。
正直なところ日々の生活費でギリギリなので費用のほうが心配です。
子供と暮らせるのならどんな手段を使ってでもどんなにお金がかかっても・・と言いたいのですが・・。
| 30代/女性 | コメント投稿日:2009-10-14 |