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回答プロ:夫婦問題カウンセラー 村越 真里子
ご相談者:30代/男性
私と彼女はお互い強い想いで、ひかれ合い、付き合い初めてすぐ(将来の結婚を約束)婚約をしました。遠距離だったので3~4ヶ月おきにしか会えませんでした。勿論毎日のメールは欠かさず、電話も毎日のようにしていました。毎回、帰り間際の空港で、いつも彼女は(また次逢えるまで寂しいよ)と、沢山泣いてくれて、私のことを本当に愛してくれているんだと実感しているものでした。お互いだけを真剣に想い、付き合ってきました。彼女が学校を卒業し、4年間の遠距離を経て、私の住む町に上京し、それから1年後、私と彼女は約束通り、結婚しました。
私に対し、何か過去に後ろめたい事があるんじゃないかと、前々から感じることがあったので、彼女(妻)に問い詰めたら…もう隠し通せないと思って、全てに嘘偽りなく正直に話してくれました。それを最近聞いて物凄くショックを受けました。当時、彼女はこのことを一刻も早く話さなきゃ、話さなきゃと、ずっと思い悩みながらも、こんなこと話したら私の性格を知っている上(私は精神的に強いほうではないので)に、物凄く傷つき、私が辛くて死にたいとか言いだすのでは…と思っていたから尚更なかなか言えず時間(2年以上、前の事)が経過してしまったそうです。
実際、事実、聞いた時は絶望感いっぱいで死にたい位辛かったです。
遠距離の4年が終わろうとする2ヵ月程前、私に内緒で会った初対面の男と、とんでもない事をしてしまった(されてしまった)と。
彼女(当時20歳)は、私の知らない間に某アーティストのファンサイトの掲示板に登録し、ある男(25歳位)から、割と住んでいる場所が近いということで「ファン同士、是非会って色々話しましょう」とメールが来たようです。そう誘われたから彼女自身もアーティストのことで色々話したいからと、私に凄く悪いと思いながらも、まだ顔も知らない男と会ってしまったようです。
彼女は別に男(異性)だからといって意識して会ったわけでなく、ただ本当にアーティストの話をしたかっただけで、たとえその時、女性であっても勿論男女関係なく会っていたと言います。
確かに彼女は、気が多い人ではないし、性的にだらしがないということも絶対なく、男性として意識していたのは私だけだったことは間違いないです。
夜、地元のファミレスで待ち合わせて、2~3時間、その男と食事をしながら、色々話したそうです。その時、彼女は左手の薬指に私と一緒のペアリングをしていたし、男には遠距離の彼(私)がいるということも話していたそうです。
もう夜も遅いし自宅近くまで車で送っていくと、軽率に男の車に乗ってしまったそうです。このとき彼女は本当に何の疑いもなく、何の警戒心もなく、普通に自宅のほうまで送ってくれるんだと思って乗ったようです。
私は会って間もない男の車に夜遅く(22~23時頃)、ましてや、完全二人きりになる若い男女が、密室空間の車に乗るなんて信じられませんでした。
自宅近くに到着すると、エンジンを止め、帰ろうかなと思ったところ、男が「ちょっと後ろ(後部座席)に来て!」と言い、この時、何か変な事される!とは思わず、疑いや警戒心すら持たずに「何だろう、後ろに来たら何かあるのかな!」「何かお楽しみがあるのかな!」位しか思わなかったようです。
二人で後部座席に移動し、そしたら男が「可愛いね」とか言い出し、まさか、そんなこと言われて、彼女が動揺しているところ、突然「キスしてもいい?」と聞かれ、何故か彼女は「はい」と答えてしまったそうです。
彼女は、何で、あの時「はい」と言ってしまったか分からないといいます。男に好意も興味もなかったし、キスなんてしたくなかったといいます。
確かに彼女には私がいるし、他の人と絶対キスなんてしたいと思うわけないと思いますが・・・
私は何で彼女がその時「はい」と言ってしまったのか、信じられません。
突然のことでビックリしてパニックになったからですか?キスしたくないのに、何故そう答えてしまったのか、彼女は一体、どういう心理状態だったのか私は理解に苦しみます。
キスされた後、そのまま彼女は仰向けに寝かされ、男にいきなり数十秒間もの間、服の上から胸を揉まれて、その行動に驚き、パニック?になって緊張したように体が固まってしまったようです。
その後、彼女にHの同意を求めることもなく、男は彼女のパンツをゆっくりと脱し始め、下半身を裸にされ、男も即座に自分の下半身を露出したようです。彼女は「挿入される!」と思ったようです。
でも、ずっと、仰向けになって固まったまま、抵抗しなかったようです。パンツを脱がされてから挿入までものの1分もなかったといいます。彼女は性交渉なんて本当に望んでいなかったといいます。
レイプの定義に『一方が望まない性行為は全てレイプになる』とありました。これは男によるレイプまがいの行為と同等ですか?
男の性行為が終るまで、彼女は一切、そのまま身動きせず、殆どの間、目を閉じて、されるがまま、じっとしていたようです。
それを聞いて私は心の底から絶望しました。私は絶対有り得ないと思いました。
イヤと言えなかった(抵抗しなかった)のは、突然の事でびっくりしてパニックを起こし、緊張というか、とにかく固まってしまったからだと思う・・・と言っていますが・・・。
普通、誰でも、本当にHされたくなかったら、嫌でも抵抗か拒否反応位、絶対示すはずだと思うのに何で、じっとしたまま何も抵抗をみせなかったのかと私は悩んでしまいます。終始、抵抗せず、じっと動けないなんて、どういう心理状況だったのか知りたいです。
4年間、彼女には「もし、君が他の男とHしたら俺は本当にショックで死んでしまうからね」とよく言い聞かせていたのに・・・。ですが、そんなこと言い聞かせなくても、彼女は、もともと性交渉は、結婚を約束した人としか絶対してはいけない行為だという心を持ち、性行為には特別な意味があるという、真面目な人なんです。
彼女は本当に男性に対して気が多くなく、気移りもしない一途で真面目な女性であると、4年間付き合ってきて、それはよく分かります。交際に真剣で私一筋だったのは絶対間違いありません。それはハッキリ私からも言えます。
彼女は「一生の間に性交渉できる人は、あなた一人だけだし、他の人とは嫌だから大丈夫だよ」と、私も安心していたのに。
勿論性交渉も彼女は私としか経験がありませんでした。
だから尚更、車の中であのような状況になったら、彼女は必死に抵抗すると思うのに・・・今回の出来事が100%信じられませんでした。
彼女は女子校で男性と接する機会もあまりなく、私以外の男性との付き合いも今まで殆どなかったので、性的な経験や異性への知識が乏しかったから、男性というものをよく知らなかったのではと思いました。
男はこういうことが手慣れていたのか・・・行動が手際よく、キスされてから、行為が終わるまで時間にして4~5分位の出来事だったといいます。
車の中は暗かったようですが、挿入されてる時、目を開けているのが恥ずかしさやら、何やらとにかく嫌だったらしく、彼女は、殆ど目を閉じたまま、私の名前を頭の中で呼びながら「どうしよ~・・・ごめんね、ごめんね」と唱えていたようです。彼女は性交渉なんて嫌だったし、心は抵抗していたといいますが・・・。そう信じているのですが、全く抵抗を見せなかったので、心のどこかで、「本当かな・・・」と疑ってしまうことがあります。
彼女によると別にその時、脅しとかなかったので恐怖感はあまりなかったといいます。でも寝かされた瞬間、何か危険なことされるのでは・・・とは少し思ったそうです。でも体が動かなくなったということは一種の恐怖から来るものではと私は思ったのですが・・・。
本当にそのとき、絶対Hされたくない、本当に嫌なのにと思っても突然のことで体が固まって、挿入されてしまうことなんて・・・その時の彼女の心理はどう働いていたのでしょうか?
私は混乱していますが、男の行動が全て悪いと信じたいです。抵抗しなかった自分も悪いと彼女自身も罪を感じているようですが・・・本当に罪はあるのでしょうか?彼女の話しを聞くと「抵抗しなかった」のではなく、「抵抗できなかった」のだと思います。
彼女は家に帰った後、抵抗しなかったこと、体が汚れてしまったこと、私にたいして申し訳ないことをしたと色々考え、泣いていたようです。
彼女に、このことを聞いてから約2か月・・・・私は変わらず鬱状態で毎日そのことを考え悩み、本当に苦しんでいます。今まで生きた中で一番辛いことです。
30代/男性 | 日付:2009年10月12日(月) 12:39 JST | 閲覧件数: 6,112
自分ばかりを「よしよし」するのも ええ加減にせい といいたいです。
妻を信じている・・・と言いながら 彼女がとった行動に理解できないということは 信じてないのと同じです。
夫であれば 「その男はどこのどいつだ?今からでも調べて警察へ突き出してやる・・・」くらいの事は言えませんか?
この文面を読んでいたら 「僕が辛い」「僕がうつ病状態だ」「僕が・・・・僕が・・・・」と僕の事ばかり書いてあります。
オッシさんの悩みは判らなくもないですが 本当に苦しんでいたのは 奥様じゃないでしょうか?
ここで一言も 「彼女が可哀相だ」「さぞ恐かっただろう」「病気をうつされなくてよかった」と一言でも奥様を心配する言葉が書いてないのが 残念で仕方がありません。
少し、ここで男女を入れ換えて一度考えてみましょう。
例えば 夫が浮気をしたとします。
でも その夫は離婚する気もなく 妻との生活は大事である。
だから浮気は 文字通り 浮わついた気持ちで 浮気でしかない。
そんな時 妻は夫にその浮気でセックスをした時の気持ちばかりを聞かれたら
確かに 心までは浮気相手にはもって行かれていないけれど 肉体的には
その時 充分楽しんだ・・・・というのが 正直な所でしょう。
世の中の夫婦は 夫の浮気を許すのは 浮気相手とどっちが大事かではなく 「最終的に家庭を選んだ」という夫を信じるのです。
もちろん妻と夫の立場はちがいますから オッシさんには オッシさんの考えがあるでしょうけれど、その時 どんな気持ちだったかではなく 僕を信じて 良く話してくれたと言う点を認めてあげてください。
気にするところがズレています。
確かに奥様のいう事は 男性からすると釈然としないとは思いますが あえて彼氏を欺いて 男性とセックスをしたとなると
今更 オッシさんに告げるメリットは 何もありませんから 黙っておくでしょう。でも そんな打算もせず 心に持っておくことが辛いから 嘘をつけずにお話しされたのでしょう。
それくらい 奥様はあまり計算も 人を疑う事もしない女性なのでしょう。
だから その男性の言うがままに あれよあれよと犯されたのです。
確かにそこには 恐怖心があれば着いていかないでしょうから 無頓着に男性についていったことは
恐怖心があったと言えば 嘘になるのでしょう。
チョット 幼いくらい 何も考えていなかったのではないでしょうか?
いくら無頓着だったとは言え その瞬間は女性は誰しも恐いはずです。
でも 抵抗したら 殺されるかもしれないという恐怖心から 「心を無にして」
その嵐が過ぎるのをおとなしく待ったのです。
奥様は何も悪くないのです。
むしろ 奥様はレイプされたのです。
このところを解ってあげて下さい。
奥様は 恐怖心はなかったと云っていますが 人間は本当に恐い思いをしたら
その後は無意識の内にその記憶を消し去ろうという自己治癒能力が働くのです。
本当ならば オッシさんのうつ病どころじゃなく 奥様がトラウマになってオッシさんとの生活もうまくいかなくなるのです。
早く忘れたいのだと思いますよ。
奥様の恐怖心も だいぶと薄れ 今は何とか 日常生活を送れているのですから。
それなのに オッシさんは彼女がその瞬間 どう思ったかという 描写にばかり気が行って 何か官能小説ばりの質問ばかりして 傷口のかさぶたをまた剥がしているような・・・・・残酷です。
何度も言いますが この相談には 奥様を思いやってあげる言葉が何もありません。
そりゃ 突っ込んで聞きたい所はいくらでもありますよ。
妊娠の心配はなかったのか?
彼は避妊はしたのか?自分で避妊具は用意していたのか?自分で装着したのか?
でもそうなると オッシさんの意識は 「その間 彼女は何故逃げなかったのか?」になると思いますが
やはり 足がすくみ 逃げられなかったのだと思いますよ。でも そんな恐怖感も自分の中で消し去ったのでしょう。
だから 表現があいまいなのです。要は 思い出したくもない・・・という事です。
それよりも 本当はオッシさんが言って上げる事があるのではないですか?
「よかった、妊娠しなかったのは 不幸中の幸いだ」と。
本当に傷付いているのは奥様です。
でもあまりに傷が大きすぎて そのことはあまり思い出せなくなっている 自己防衛の心が働いているのだと思います。
それを 「平気だったのか?」と考えるのは あまりにも可哀相です。
先の話に戻りますが 万一 奥様が 男性の浮気心と同じ様に
「そうよ、遊んだの・・・・・気持ちよかったわ~」とでも 認めればオッシさんは納得するのですか?
オッシさんの欲しい答えは何ですか?
こんな 辛い思いをしている自分を誰かに慰めてもらいたいですか?
だったら 奥様も一緒です。
「恐い思いをしたね、そして正直に言ってくれてありがとう、もう心配しなくていいよ」と
慰めてあげることではないでしょうか?
自分がして欲しいと思うことは 相手にも進んでしてあげましょう。
オッシさんは 深層心理の中で 「僕を苦しめた彼女」という意味で奥様を本当は許していなかった事に気付きましょう。
もう この事は封印しましょう、2人の為に。
回答日時:2009年10月12日(月) 17:42 JST
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村越 真里子様
私の相談に乗っていただき、本当にどうもありがとうございました。
確かに私は自分のことばかり考えていました。自分自身も混乱して、何で何でと尽きぱしって、反省しております。
彼女(妻)の話してくれたことを信じれば、もう何も疑いなんてしないはずですね。
勿論、その男がとった行動は、絶対許さず、警察につき出したいのですが、連絡先もわからず今どこで何をしているのか殆ど手がかりがありません。
そうですね。一方的に犯されたのだし、これは男によるレイプで妻は何も悪くないのですよね。
本当に悔しい思いでいっぱいです。
恐怖心は覚えていないだけで、その時、本当は恐怖心があったから、硬直して何も出来なかったわけですね。そう考えると納得します。
確かに妻は、私に話す前まで、もうこのことはなかったことにしようと、既に頭の記憶から消していたようです。
勿論避妊していたかどうか聞きました。
「避妊してるとか、してないとかは考えられてなかった。避妊してたのは何となく、素振りで分かったけど、その時は避妊のことも考えられなかった。後で、考えて心配した。」と言っていました。
これはパニックになって冷静に判断できてない証拠ですよね。
彼女も、まさかこんなことになるなんて予想もしていなかったはずだし、本当に辛かったと思います。
男と会って関わったこと全てが後悔していると言っています。
妻を心から信じたいと思います。
| 30代/男性 | コメント投稿日:2009-10-12 |