自分の一番の理解者

心理カウンセラー・心理支援士 平間 正子

ご相談ありがとうございます。
楽しい高校生活を送られていることのこと、素敵ですね！
でも、素をだせてない自分がいる気がして、時々疲れてしまうんですね。

この世に生まれ、感情のままに泣いて要求を伝えていた赤ちゃんだったのに、私達は、だんだん周りの人の反応を見て行動するようになって行きます。
これは、社会性を身につけているという事なのでしょう。
でも、合わせ過ぎてしまうと、自分を見失ってしまいます。

先日も回答の中で記したのですが、私は人間の心は樹に例えることが出来ると思っています。
太い木なら、周りから吹く風にビクともしません。つまり、周りがどう言おうと、どう思おうと、自分が自分の一番の理解者だから関係ないんです。
でも、細い木なら、少しの風にしなり、もしかしたら折れてしまうかもしれません。

植物に水と日光が必要なように、どうか自分に温かい言葉をかけてあげてください。

「今日も宿題がんばった！」でも「楽しい一日だった！」でもいいんです。
また人間関係に疲れを感じたら「疲れるよね～分かる分かる！」と共感してあげるのもOK。自分の味方になってあげてください。

また、お隣さんがブログに書いた事を自分の事ではないか、と嫌な気分になっておられるようですが、名前が書いてある訳ではなく、誰のことだか分からないのですから、落っこちている悩みの種を自分から拾うのはやめて、スルーしましょう。
そして「私はブログに悪口なんか書かないもん。えらいでしょ？」と自分をほめてあげてはどうですか。そんな風にほめる所はいっぱいいっぱいあるんです。

でも、もしこの先大人になってからでも、人見知りが気になったり、他人に合わせすぎて苦しくなってしまう様なことがあれば、カウンセラーに相談してみてください。
私たちのカウンセリングは、問題の原因となった根っこの部分に焦点を当てます。
HPをのぞいてくださいね。何か参考になる事があると思います。

楽しい高校生活が続きますように！

早く楽になられるといいですね。

回答日時：2009年10月21日(水) 23:58 JST

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