早急に対応を

渡辺 春美

はじめまして、行政書士の渡辺と申します。
ご相談の内容から、早急な対応が必要と思われます。

まず、ご相談者様の身の安全にかかわる、軟禁等暴力があるのであれば、DVのシェルターへの避難をお勧めします。市町村の役場に相談窓口がございます。

次に、お母様が相談者様のご自宅にお住まいで、出て行かないとのことですが、お父様に要請してもごまかすとはどうしてでしょうか？
お父様がお母様がご自宅にお住まいになることを許していると仮定して回答させていただきます。

例え、お父様がお母様から家賃を貰っていなくとも、お父様がお母様の居住を許可していらっしゃれば、使用貸借という関係が成立していますので、お母様は合法的にその家に居住していることになります。
使用貸借とすれば、使用貸借における借用物の返還の時期については
①返還時期の定めがある場合は、その時期が到来した時
②返還時期の定めがない場合は、契約で定めた目的に従い使用収益を終えた時
③返還時期も使用収益の目的も契約で定めていない場合は、貸主の請求によりいつでも、借用物を返還しなければならない
となりますのでお父様とお話し合いになってみてください。

最後に相談者様が受けた傷に対する慰謝の件ですが、
医療機関を受診し、診断書をもらい、ご自身でもいつ、どこで、誰にどんな暴力を受けて、どのような状態に陥ったかを文書に残したり、写真やボイスレコーダー等で証拠を収集します。
但し、身の安全が第一ですので、証拠の収集はご無理をなさらないほうがよいと思います。
慰謝料は必ずしも裁判で請求するものではなく、ご自身で文書をもってすることができますが、身の安全を考えて、専門家へのご依頼をお勧めします。
和解が成立しなければ裁判を起こすこともできます。

それでは、くれぐれも身の安全に注意され、精神的にも肉体的にも回復成されるようにお祈り申し上げます。

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〒２５２－１１３５
神奈川県綾瀬市寺尾釜田2-17-12
渡辺春美行政書士事務所
行政書士　渡辺春美
TEL/FAX:0467-77-1574
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回答日時：2009年11月11日(水) 15:53 JST

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