不倫問題の主たる責任は配偶者となります。

中野 浩太郎

不倫問題は本当に精神的な痛手となると思います。
ご心痛お察し申し上げます。

ただ、最近は不倫がかなり軽く扱われているような時代になって
いるようです。
ここのところの不景気の影響もあるでしょうが慰謝料もかなり
低いものです。

調停委員の方のお話を聞くと、額がひとけた違う状況にもなっています。
１０万円や２０万円もざらだと言うのです。
ひどい話です。心の問題が軽んじられている時代かもしれません。

また、やはり不倫は共同不法行為とは言え、主たる責任は
不倫をした配偶者にあります。
愛人の方は副次的なもので、そう言う意味では高額の慰謝料を
請求するのは難しいかもしれませんし
お金がなければ請求できないと言うのもあります。

問題解決の方法としては、ご主人から２００万円は取るのは良いですが
これは財産分与も入れた形ですよね。

これ以外にも扶養的な財産分与として
しばらくの間毎月お金をもらう契約がよいでしょうね。

愛人に対しては現状は５０万円が良いところで
とりあえず請求だけは１００万円でも良いと思います。
そうなると弁護士の先生に頼むよりも
私のような専門の行政書士に頼んだ方が安上がりかもしれませんね。

また離婚前も離婚後も愛人に対してはあまり変わらないと思います。

要は、ご主人が相手が誰であろうと悪さをした訳ですから
たまたま愛人が相手になったので有責性の大きさは
ご主人にあるとお考えください。
愛人が積極的に誘ったと言うのであればまた話は別ですが。

今回のケースは離婚協議書もきちんと作成しないと
後でもめると思いますので

よろしければ当事務所にご依頼いただくことも
ご検討下さい。
よろしくお願いいたします。
頑張りましょう。

回答日時：2009年11月18日(水) 09:47 JST

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